いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ぼっちチュウシャクシギ

今年はチュウシャクシギの姿を見ることが少なかった。 シギチの中ではチュウシャクシギに一番愛着がある。 逆インプリンティングだ。 自分の子供のように思える。 1羽の帰趨は気になるけど、出会えてよかった。 元気そうだし。

ケリは無事か

タイでのガイドによる鳥見のレポートが一段落したので、しばらく地元ネタに戻ろうと思う。 ただ、GWをまるまるタイ遠征に費やしたので、そのしわよせで週末が潰れたり、天候が悪かったり、時期を失したりで、ネタの仕込みも十分でない。 先週今週もほぼ坊主…

ケンクラチャン国立公園ガイドによる鳥見

これまでのタイでの鳥見はバンコクの鳥見ツアー会社のガイドに頼んでいた。 それだと1つのミッションを丸投げして、プランを立ててもらうのだが、ポイントがあれもこれもと離れていて、移動に取られる時間が長く、かなりハードなスケジュールになっていた。…

とかく鳥見はままならぬ

ケンクラチャンの5月は留鳥の繁殖期である。 めぼしい(?)ヒタキ類は北に渡って、クロエリヒタキとアカハラシキチョウくらいしか目につかない。 ヒロハシ類も巣作りの最中だった、というかショウビン類もゲラ類もタカ類もそうだった。 ガイドも決まった営…

ケンクラチャンの道草

ケンクラチャンには野鳥以外にもたくさんの野生生物が生息している。 よく見かけるのはサルやリス類、それにトカゲの類である。 サルは前に上げたのシロマブタザルやシロテテナガザルだが、人を恐れる風も危害を加える風でもなく、なんとなく折り合っている…

ケンクラチャンアラカルト「天国のチョウ」

虫屋ならずともこのチョウの集団吸水行動には感動する。 今年はやっと雨が降って、この時期に吸水行動がはじまったらしい。

だんだん良くなるキヌバネ撮り

キヌバネドリはいかにも南国の鳥で、バーダーの最初の狙い目だ。 ただ、ガイドがまず教えるのは、暗い繁みにじっと止まっているやつだ。 ガイドにとっては、腕の良さをひけらかす、居場所が堅い鳥なのだ。 クライアントは喜んで、ボケボケの被りショットを撮…

朝靄のキツツキ

一番暑い時期でも乾季なので、日本ほど暑くないような気がする。 タイはクーラーのかけ方が半端でないせいかもしれない。 寒いのがステイタスなんだとか。 それでも、夕方スコールのあった翌朝は、水蒸気が立ち込めて、近くの鳥もボケボケになる。 これがビ…

路上に下がるガマヒロハシの巣

人がヒロハシの領分に侵入しているのか、ヒロハシが人の傘に入ってきているのかわからないが、頭上にいくつものヒロハシの巣がかけられている。 こちらも行楽客にまじって、路上から遠慮なく撮らせてもらったが、ヒロハシは人にはあまり頓著してないように見…

ヒロハシ クリア

タイにヒロハシは7種類いる。 雨季に行ってたせいか、去年まではまったく出会うことがなかった。 わたしには縁がないのか、ガイドの思惑かと思っていたが、去年の冬、はじめてケンクラチャンのゲートをくぐって、キャンプ場のかたわらで簡単にクビワヒロハ…

最小の猛禽モモグロヒメハヤブサ

ガイドによる鳥見も3日目。 この日はPiaさんに変わって、ベテランガイドのPiakさんがついた。 前2日の鳥見で、何か所かで、すでに出会っていた気さくなガイドだった。 朝5時に食堂でトースト、コーヒー、バナナの朝食を摂り、5時半に発つ。 日本と2時間…

暗い森のダスキールトン

ケンクラチャンの森は様々な命に満ち溢れていて、たとえ目指す鳥に出会わなくても、退屈することはない。 野生生物は人慣れしているわけではないが、あまり人を恐れる気配もない。 カザリショウビンを探して踏み分け道に入ると、株立ちした竹に数頭のダスキ…

カザリショウビンは難敵

もう何回かカザリショウビンにターゲットを絞ってきたが、いまだものにできない。 あまり水場とか開けたところにでてこない。 人跡未踏というわけではなかろうが、標高のかなり高い森の深いところの、また高い木の上にいるようだ。 子育て期になれば、餌の多…

ケンクラチャンの蝶の集団吸水

ケンクラチャン国立公園には、野鳥以外にも、多くの感動が転がっている。 バーダーとてそれらに目をつぶるわけにはいかない。 この時期の蝶の集団吸水というか集団行動も、それだけで誰も至福の時間を味わえる。 うちの虫屋の娘たちも、それだけのために何度…

ビューポイントのズアカキヌバネドリ

パヌーントゥン山の1200m地点にはキャンプ場とビューポイントがあって、朝は雲海が眺められる。 前日はちょうどタイも何かの祝日で、ひどい悪路にもかかわらず、たくさんの若者がピックアップの荷台に乗って訪れていた。 道端の朽木にズアカキヌバレどりが巣…

狭いながらもオナガヒロハシの我が家

これまで2回ここに来ていて、特に狙い目もないので、数はいりませんとはいったものの、いくつか宿題はあって、カザリショウビンとかヒロハシというのを娘が伝えてあったから、ガイドはそれにほとんどの時間を費やしてくれた。 残っているのは、やはり難度が…

ケンクラチャンのアイドル

ケンクラチャンを訪れるバーダー(我が家のバーダー?)の、このところのアイドルはセグロミツユビカワセミだ。 娘が撮り逃してくやしがっているだけではあるが。 それでもポイントの場所取りは何時間も待たされた。 来るときは度々やって来るらしいが、今の…

密かに寄り添う

キヌバネドリは、タイで見る野鳥の中では、美しさでいうとトップクラスだろう。 美しいものほど、手の届かないところにいると思いがちだが、このヤマキヌバネドリは違う。 人気の多い道端の茂みを覗き込んだら、そこにひっそりと止まっていたりする。 近くに…

持ちつ持たれつ

ケンクラチャン国立公園はバンコクから西方300km余り(車で3時間)、タイで最大の国立公園で、約400種の野鳥が生息しているらしい。 鳥見は概ね、中腹のキャンプ場、さらに上方の雲海ビューポイントに通じる車道沿いで行うが、森を流れる小川脇や雨林の中の…

最後のぼたもち

このゴールデンウィークの5月1日から7日までの1週間を、タイのケンクラチャン国立公園近くのBan Makaというバーダー向けのバンガローで、娘たちと鳥見三昧で過ごしました。 3日間はハウスのガイドと公園内の探索、2日間は近くの2つのハイドにこもりま…