いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

とかく鳥見はままならぬ

ケンクラチャンの5月は留鳥の繁殖期である。
めぼしい(?)ヒタキ類は北に渡って、クロエリヒタキとアカハラシキチョウくらいしか目につかない。
ヒロハシ類も巣作りの最中だった、というかショウビン類もゲラ類もタカ類もそうだった。
ガイドも決まった営巣ポイントに連れて行けば楽なんだろうが、そんなショットばかりでは、なんとなく不謹慎なようで落ち着かない。
持って帰ってアップできるかどうか、タイでは日常的なことでも、地元では逸脱行為と見なされかねない。
無難なショットを心がけるが、これが難しい。
捉えるのも、絵にするのも。

カザリショウビンを探して、森にはいっていると、何か黒い影が飛んで、邪魔された。
影にカメラを向けてシャッターを切ると、アオバズクだった。
こちらのアオバズクは周年生息している。
アオバズク(Brown Hawk Owl)
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セグロミユビカワセミやルリヤイロチョウの水浴びポイントで待っていると、すわヤイロチョウとカメラを向けたがアカハラシキチョウだった。
この子にはしばしばぬか喜びさせられた。
アカハラシキチョウ
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地元のヤイロチョウ同様、自然な形で撮るのは難しい。
ミナミヤイロチョウを目ざとくみつけたが、頭は被るし、ボケボケだ。
近づくとさっさと逃げられた。
鳥見は未練を残すくらいが丁度いい、なんて負け惜しみをいってたら、帰り際にロッジで見送りに出てくれる幸運に恵まれはしたが。
ミナミヤイロチョウ(Blue-Winged Pitta)
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これなら出せるショットがと思ったが、でも向こう向きで絵にならない。
ギンムネヒロハシ(Silver-Breasted Broadbill)
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