いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

タイのKingfisher1

タイには10種に余るKingfisherがいる。 今回のツアーで出会えたのは日本にもいるカワセミを含めても5種類に過ぎなかったが、何度も出会った割に満足いくショットがえられなかった。 やはりそれなりのセッティングとタイミングが必要なわけだ。 通りすがり…

ワットチャラームプラキート公園の鳥

1週間で約1500kmを走破したこの鳥見ツアー、宿泊地を除けばどこをどう連れ回されたのかさっぱりわからなかった。 別にプランになくてもそんじょそこらでいくらでも鳥がいるので、めぼしい鳥が撮れるとMission accomplished!といって次のポイントに移る。逆…

インドコキンメフクロウ

朝7時に娘のアパートに4WDのバンが迎えにきてタイの鳥見ツアーが始まった。 チーフガイドのParさん、見習い女性ガイドのFaiさん、ドライバーのChodさん、そしてわたし達父娘の5人がクルーだ。 Parさんがどんな鳥が見たいかと聞くが、Sunbird、Kingfisher…

カタグロトビ

日本のどこにでもいるトビ(Black Kite)はタイでは見かけない。国境の高地には夏鳥としているそうではあるが。 かわりにこの美しいカタグロトビがタイの空を舞っていた。 高い空でホバリングしている姿をしばしば見かけた。群れていることはないが。 道路脇の…

インドブッポウソウ

ガイドのParさんは1日が終わると、毎日、今日のベスト3は何だったかと聞いてくる。 クライアントが満足いく鳥見ができたか、日本人がどんな鳥に興味があるかを知るための聞き取り調査なのか、ただ話のきっかけのためなのかはわからない。わたしにとっては…

ミドリハチクイとチャガシラハチクイ

タイは雨季だったけれど、1週間、雨らしい雨には出会わなかった。 もっとも雨季といっても、夕方、夕立のようにさーっと一降りするだけで、日本の梅雨のように一日中じとじと降るわけではないらしいが。 ただその時間帯が鳥見の一番いい時間帯であることは…

ハリオハチクイ

ハチクイはタイの鳥見ポイントの移動の道すがらあちこちで出会った。 ハチクイだとガイドもほらnew spiciesだから撮りなさいという。 タイには6種のハチクイがいるらしく、わたしにはどれがどれかさっぱりわからなかったが、ともかく闇雲にシャッターを押し…

ヒメヤマセミ

去年カオヤイで撮り損なったと思い込んでいたヒメヤマセミを、ガイドのParさんにお願いすると、ヒメヤマセミはカオヤイにはいないという。そんなもの簡単に撮らせてやると請け負ってくれた。 ライスフィールドの川辺やクリークにいるからと、ポイントをを移…

コガネゲラ

Smarn Bird Campというバーダーのためのゲストハウスがケンクラチャン国立公園の近くにある。 そこのオーナーである野鳥写真家で元銀行員のSmarnさんがあんたももう引退してのんびり好きなことをしたらという。 でもねえ、たまに好きなことができるから余暇…

キゴシタイヨウチョウ

娘の一人がタイ好きでとうとうタイで働くようになった。 その娘の誘いで、去年に続き今年も、老体にむち打ってタイで1週間鳥見をしてきた。 といっても野鳥ガイド( Wild Bird Eco Tour )のお膳立てに乗っただけの話であるが。 でもおかげで79種類もの野鳥…

残暑お見舞い申し上げます

明日より東南アジアの熱帯雨林に1週間避暑に行きますので、このブロブの更新はしばらく休ませていただきます。 残暑厳しき折柄、ご自愛下さい。

挑戦の夏 成長の夏

こどもは夏に心身ともに成長する。 こどもは遊びで成長する。 遊びの中でさまざまなルールを学んで行く。 挑戦する壁。 達成した歓び。 宿題なんかくそくらえ。 君はもう昨日の君ではない。 半べそがはじける笑顔に

ちいさい立秋みつけた

何か立秋の徴候はないかと宇佐のポイントを探してみた。 もともと旧暦と新暦の季節感のズレは広がるばかりだったけど、自然の営みはまだ地球温暖化についていけない部分もあるようだ。 旅鳥がもう戻ってきていた。キアシシギとソリハシシギ ずっとここにいた…

うまそうなカルガモのヒナ

カラスやヘビはそう思ってるんだろうな。 それを人間はかわいそうなと思ってるんだろうな。 食われちゃいかんとネットで囲んでやりました。 親鳥までも閉め出して。去年は残った3羽を保護したら育たなかったんだとか。 ヒナ達は元気に餌を漁っていたけれど…

食うのは辛いよ

遠浅の海での椿事、炎天下でこんなもん撮ってることの方が椿事 一食分ゲット 正しいエイの食し方を伝授します 縦にしても横にしても、物理的には不可能なんだけど エイを縦に巻いて、首を縮めるのがコツ 喉元過ぎれば大丈夫 食は気合いだ、エイ、エイ、エイッ…

俺にはアリバイがある

宇佐の干拓地の農道の向こうから派手な車があらわれて、様子を窺っている気配です。 こんなところを走るのは農家の軽トラかバーダーの車くらいのものですが、今の時期何を狙っているんだろうとしばらく互いに出方を見合っていました。やがて一枚むこうの農道…

8月のケリ

広大な水田を見渡すと、飛び交うケリの白い姿が目にはいりました。 青々とした稲の間や水路を丹念に覗いていくと、ところどころに成長したケリの姿がありました。 もう一鳥前のようですが、初々しさを残しています。 涼しげなケリの様子をカメラに納めること…

ふつうの山2(手足のないもの嫌いな人は閲覧注意)

倉木山はいい散策コースなんですが、まったく安全な山ではありません。 下手に山野草に手を出したり、よそ見したりすると、思わぬ危険が待ち構えています。 マムシグサ 決して口に入れてはいけません。ガラスのかけらをほおばるのと同じようなことになるので…

ふつうの山

湯布院は由布岳をはじめ美しい山々に囲まれた盆地である。 昭和41年の大分国体のとき昭和天皇皇后両陛下が湯布院を行幸啓なされた。 役場の応接室から当時の岩男町長が、陛下にあれが由布岳ですとご案内した。 すると陛下はあちらに見える山はなんというの…

タラレバショット、バーダーの場合

ゴルファーにタラレバはつきものだけど、バーダーにもタラレバショットがなくはない。 しかしバーダーのそれはまぐれショットだけ見せとけばいいので、まぐれが実力といえばそれはそれでごまかしがきく。 ゴルファーのタラレバは実力不足を運のせいにするも…

梢に一羽「オ~ア~オ~アオ~」と

好評に応えまして小鳩シリーズ第2弾湖愁篇じゃなかった崖の上のホロホロ篇を。

啼くなアオバトよ

鳥見を始めて山で初めてその声を聞いたとき、なんと陰々滅々として不気味な声だろうと思った。鳥にはあるまじき長いフレーズの犬の遠吠えのようなエレジーの主がアオバトというハトの仲間だと教えられたとき、こどもの頃からのわだかまりのひとつがやっと腑…