いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

明日より4月

M公園の春、まだ旅鳥も居残っていますが、留鳥も繁殖の準備に勤しんでいます。 ツグミ類が水浴びする水たまり、カワラヒワもよくやってきます。 水浴びは野鳥には必須の日課、でも命がけのようです。 コゲラの穴はもうからだがすっぽり入る深さになりました…

モテキかも、マミチャジナイに

なにか花に鳥でも撮れないかと公園にいくと、相変わらずマミチャジナイがツグミやムクドリと群れて餌を食んでいる。 近づいてもなかなか逃げなくなったし、じっとしていると向こうから寄って来る。 人間は大丈夫だと学習したのだろうか。 春休みで公園はにぎ…

白千鳥 駆けてたどりし 潮溜まり

干潟の沖合にシギチの姿がちらほら見られるようになった。 でもまだ近くにはシロチドリしか見えなかった。 シロチドリ 手前♂ 奥♀ ♂ ♀

花に寄る マミチャジナイの 悠揚と

情報入手からもう3週間近くなるが、マミチャジナイの姿を結構見かける。 大きな群れはもういないようだが、この公園で越冬したものもいるのかもしれない。 餌のクロガネモチの実は数日で食べ尽くして、今見かけるのは水場の近くが多い。 シーズン終りになっ…

百合鴎 沖合青を 手中とし

ユリカモメの名は百合の花に由来するという説もある。 海や空の青さに映えて群れ飛ぶ姿は美しい。 セグロカモメやウミネコと違って目がきつくなくたおやかだ。 もう夏羽に移り変わっているものもいるが、旅立つ前に集まっているのだろうか。 春嵐 空に停まり…

ゆりかもめ 独りいたとき 集うとき

宇佐の海岸にカモメが群れていた。 ユリカモメのようだったが、ひょっとしてズグロカモメが混じってないかと探したがよくわからない。 まとめて撮っておいて後で識別すればいいと撮りまくっておいた。 だがそれらしき姿は見つけられなかった。 ネタ枯れの端…

ヒバリという名で出ています

人の名前に花の名は多いけど、鳥の名前って少ないですわな。 鳥の名前はいい加減だし、長過ぎるものが多いし、本当の姿をを知るとあまりうれしくなかったり。 まあつけられるのはツグミとコルリくらいかな。響きだけだけど。 マミチャジナイとかリュウキュウ…

スズメも野鳥

山須臾や 雨の黄色く 降りにけり 山須臾や 雀群れ居て 地となれり

ジョウビタキ 半年あけば なつかしき

いまさらジョウビタキでもないが、でも姿を見せないととたんに気がかりで不安にさせられる。 だから見かけると一応撮っておく癖がついてしまった。 今冬は立春の頃やっと姿を見せた。それもオスの方ばかりだった。 メスは本当に久しぶりだ。

柱頭の 鶚むさぼる 春の鯔

ミサゴが海から大きな獲物(鯔かどうかは不明です)を運んで来ました。 電柱に止まって食事をはじめました。 食べ終わって飛び立つところを撮ろうとずっとカメラをかまえていたのですが・・・ カラスやトビの来ないところはないか。 誰もおらんな。 鯔の内臓…

春眠や 揺たう影の 舟に鳥

上人が浜の春、ひじき漁の舟にウミアイサの群れが寄っていきます。 鳥たちの旅立ちはゆっくりしているような・・・ 別に餌をもらおうという魂胆ではなさそうな・・・ 浜辺の方へ寄ってきた。 道を空けたのか・・・ 列を組んで・・・ まわれ右・・・ 抜かすな…

春雨や マミチャジナイの 拠りどころ

バーダー仲間の先輩から、あんたの足下にマミチャジナイがたくさん来とるよと電話をもらったのは1週間前のことだった。 家から1分の公園のことで、しばらく仕事前と昼休みにのぞいてみたが、なかなか活動タイムに出会えなかった。 今年は高いところでシロ…

春分けて 木穴すがしき 小啄木鳥かな

春の気配が濃くなってコゲラの動きも活発になってきました。 ギィーッと鳴いたり、コツコツと木を啄む音が聞こえてくるようになりました。

梅にカラヒワヒタキ

公園の梅が満開で、たくさんの梅見客であふれている。 梅にメジロは定番だけど、今年はなぜかまだ梅に来たのを見かけない。 ときどきシジュウカラやカワラヒワ、ジョウビタキが通り過ぎてゆくだけ。 多分、餌に困っていないのだろう。 紅梅でシジュウカラの…

鳥たちとの絆

ヤマガラランドで鳥の姿が消えた。 林の中でヤマガラの鳴き声がする。 名人が「あれは危険が近づいているという警報や」といいながら、空を見上げてポンと手を叩いた。 「あそこにハイタカがおる。いま羽を傾けたやろ。ここに人がおると手を打って知らせると…

ゴジュウカラに惹かれる理由

鳥は同じように見えて、それぞれ食性、習性に応じた形態、動作能力を特化させているということが、このゴジュウカラを見るとよくわかります。 ゴジュウカラは木の幹を下向きに這い下ることができる唯一の鳥ですが、そのための丈夫な脚を持ち、高山の樹林で樹…

鳥見に王道あり・ミヤホ

たとえば自力でミヤマホオジロに会いたい、撮りたいと思っても、そう簡単には情報は入手できないし、いる場所を特定できてもいい具合に枝振りのいいところに止まってくれるとは限らない。 それがこちらでは、シーズンであればいつ行ってもどアップで様々なポ…

侵略的外来種ソウシチョウ

きれいな鳥だが疎まれているソウシチョウ。 この2、30年で大分でもあちこちの森や里山を席巻してきている。 美しい鳴き声に聞き惚れていると、それもソウシチョウだという。 ここ、坊主山でもほかのカラ類を駆逐せんばかりの勢い。 ヤマガラもいじめられ…

秘密の花園(ユキワリイチゲ)

磯釣り界の大御所にして動植物にも造詣が深い我らが鳥見グループのリーダー「名人」に、坊主山での鳥見の後、今が最盛期というユキワリイチゲの自生地に案内していただきました。 ユキワリイチゲという聞き慣れない、いかにも早春の花というロマンあふれる名…

朝の訪問者・シロハラ

啓蟄が過ぎてから庭にシロハラが目につくようになった。 鳴き声はしてたから、夜が明けるのが早くなったせいだろう。 そして、野良が食べ残したキャットフードを掠めていくのが目撃されるようにもなった。 猫はいないな。 失敬。 もうないよ。 ちょうだい。 …

一寸先のヤマガラ

いつどんなときでもヤマガラだけは楽しませてくれる。 公園を散歩するときも側にきて ジリリジリリと鳴く。 見返り美人とはいえないけれど・・・ 人懐っこい愛らしさは天下一品。 でも影が薄い。 合掌・・・ この猫は鳥を捕って食べたことは滅多にないし、も…

アオサギが待つ港

八坂川河口の納屋漁港の側の洲に漁の帰りを待つアオサギの群れが待機していました。 漁のある日はわかってるみたいです、船がないから。 長洲漁港でもおなじように。 漁のない日は分れて船に止まっていますが。

今日でお別れ(多分)キンクロハジロ

キンクロハジロの群れが駅館川の河口にたむろしていた。 そろそろ旅立ちのときのような気がする。 野鳥はいつ行ってもいるとは限らない。 採餌場所や居場所、いる時間など、行動パターンも一定しない。 それが野鳥の知恵でもある。 まして渡り鳥においては尚…

バン・初心に還る

鳥見を始めたのはバンがきっかけだった。 ローカルニュースの季節の話題で、水田公園で遊ぶバンの親子が映し出されたのにすっかり魅せられてしまった。身近にこんなシックな鳥が棲んでいたのかと。 それを直に見たいと早速出かけ、コンデジに収めることがで…

冬の桂川鳥見行

豊後高田の桂川は干潟につながった気水域で鳥影が濃い。 河口付近ではカモメやカワウが群れているし、中洲にはオナガガモ、マガモ、ヒドリガモが多い。 少し上るとウミアイサやカイツブリが漁をしているし、干潮時にはアオサギやコサギが寄って来る。 ミサゴ…

長洲漁港のお馴染みさん

長洲漁港であまりレンズを向けないお馴染みさんで凌がせてもらいました。 漁港で採餌していた、繁殖羽に変わりかけたのもいるカワウの群れが、漁師さんでは逃げないのに、わたしの姿が遠くに見えただけで飛び立ってしまう。 ちょっと離れたところに降りて、…

鳥は遅かった

秋には姿を見せる冬鳥が、この冬は、いまになってようやく現れるようになった。 何が起きたのか見当がつかず、バーダーは皆不安に苛まれていた。 少しずつ元に戻っているようでもあるが、去年とはその気配も振る舞いもどこか違っている。 シロハラを2月の半…