いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ルリビタキの法則

バーダーといってもピンからキリまである。 鳥を芸術的視点から捉えようとする人、精緻な構造に美を追求する人、撮った種類にこだわる人。 ピンは鳥の習性や特性を体得し、その振る舞い方を予測して、キリにこれだけのショットを撮らせてくれる人。 リンゴが…

集まれ~

鳥見はやさしくて難しい。 楽できつい。 今朝は厳冬の宇佐平野に出かけて、重い機材をかかえて歩き回った。 外の温度は身を切るように冷たい。 雪が降り出すとあっという間に真っ白になる。 目指すものは何も撮れず、道路が通れなくならないうちにとあきらめ…

タガモっていたか?

干潟に集う野鳥の行動は当然潮の満ち引きと関連がある。 陸でそれらの鳥を撮ろうと思ったら満潮時に田んぼで待てばいい。 寄藻川河口のカモは沖に向かうものもいる。 古い波止は満員御礼 カモは波に揺っているものもいる。 浜を居場所にしていればあまり動か…

陸に上がったシギ・チドリ

潮が満ちて来ると干潟にいたハマシギやシロチドリは群れなして飛び去ります。 みんな同じポーズで飛ぶのは猛禽類などに襲われたときに目移りさせて迷わせるためでしょうか。 整然として美しい。思わずカメラを向けてしまいます。 魚でいえば魚玉みたいなもの…

大バン振る舞い

干拓地のクリークにもいろいろな野鳥が暮らしている。 農道を挟んだ休養田へわたっていくのはカルガモさん一家かと思ったら・・ バンさん一家じゃありませんか 水草だけが餌じゃないんですね ストーカーがきたぞ、戻れ~ 飛ぶ前に走れ~ あわてることないわ…

マナヅルや~い

マナヅルにはなかなか会えません。 日曜も早朝から出かけましたが、近所の人に聞いてもどこにいるのか神出鬼没だということでした。 でも昨日はHさんらが13羽の群れをちゃんとゲットしたとのことで一安心です。 会えなければ会えないで宇佐のおおらかな風…

タシギのタは田んぼのた

タシギは以前撮ったことがある。 川の堰で採餌しているところだったが、近づくとチッと鳴いてすぐに逃げるから、かろうじてタシギと見分けられる程度だ。 宇佐の田んぼでは1回見分けるとあちらにもこちらにも。 何羽かが採餌するのに夢中で、人の目はあまり…

タゲリのタは田んぼのた

マナヅルをきちんととっておこうと宇佐の飛来地に出かけましたがまったく消息はつかめませんでした。 かわりに平松の田んぼでタゲリの30羽ほどの群れが舞い降りるところに出会い、昨日はそこで1日鳥見を堪能しました。 タシギやカモ類、ツグミ、ヒバリ、…

埋め種補給基地

出来れば旬の初物で更新したい。 でも身近にいるのは相も変わらぬ見慣れた鳥さんばかり。 趣向を変えようにもただ道具でごまかすくらいが関の山。 で、青がきれいな(はずの)E-3で天気のいい日の上人が浜の鳥さんを。 イソヒヨは曇りの日だっけ。 暗かった…

排水路の野鳥たち

この川は生活排水だけが流れる三面張り水路です。雨が降るときだけ濁流になって水かさが増します。 河川敷の広い場所の放置された部分に自然の植生が再生したのかハトムギが茂っています。 そこにイカルが群れていたので撮りにいったのですが、もう後の祭り…

餌場サーフィンのイカル

イカルの声をたどっていくと河川敷のハトムギに群がっていました。 近づくと土手のエノキに避難してまたハトムギに戻ります。 翌日ネットを用意していったときには食べ尽くされてもうそこらへんにはいませんでした。 今年は木の実が不作ですが、ハトムギも常…

シロハ・ラ・カルト

いまではシロハラがもっとも身近な鳥さんになってしまったのでした。 部分白化のシロハラさんにはときどき出会うのですが、昨日も近くに来てたので物置の上に止まっているところをやっとカメラに収めました。 11月のはじめに我が家の庭に来たときのショッ…

マガモの難派

カモの真打ちはやっぱマ~君だよね。 構造色というのか光に映えて頭部のエメラルドグリーンが素敵なのに・・・ あっちもこっちもおんな日照りやの~ ガードが固そうやな ほかを当たろうぜ かわいこちゃんおらんかの~ おーこわ あっち見ろよ、気がありそ~や…

オシドリ夫婦の真実

オシドリはヤマセミにも増して警戒心が強く、100メートル以内に近づくと飛び去ってしまう。 ちょっとした異変にも敏感で基地も飛来する前から準備しないと感づかれてしまう。 はずだが最近は結構人影にも慣れてきたような様子がうかがわれる。 このため池…

初撮りトモエガモ

この辺ではめずらしいトモエガモが撮れる場所を案内して上げるというので、雪が融けるのもまだるっこしくツルツルスベりながら凍結した道路を下りました。 上りは放置された車が何台も。 10号線まで出れば後はこっちのもの、一気に教えられた新興開発地の…

雪の朝

バーダーにとって雪の日は痛し痒しだ。 車で遠出はできないが、普段見飽きた鳥でも雪の中に置くと別の鳥になる。 居ながらにして新ネタが仕込めるてなもんだ。 と思ったが、雪の中では雪の中の撮り方があるらしい。 曇ったガラス越しになる。雪がレンズにふ…

三日たてば慣れる^^;

シロハラにはあまり食指が動きませんでした。 先週家内が「側までキャットフード食べに来よんよ」というので注意して見ていると、毎朝というか日に何度も軒先に置いた野良用のキャットフードにちょこちょこと近づいて5、6粒つついてはまたちょこちょこと立…

乙女新田エトセトラ

乙女新田ネタは取りあえずこれまで。 マナヅル、ツクシガモ、ハマシギ、どれも再挑戦しないことには。 再挑戦意欲はかきたてないけど捨て難いネタ鳥さんたち。 ため池に1羽でいたオナガガモ 同じくオオバン バンの若鳥 防風林のジョビくん 麦畑のジョビちゃ…

乙女海岸冬景色

マナヅルを見にいって堤防をたどりながら干潟をよく見ると、暮れに見にきたときのようにハマシギがこんどはカルガモたちとたむろしていました。 じっとしていれば玉砂利と同じです。 潮が満ちてくればだんだん瀬を移動します。 群れ飛ぶ姿は優雅です。 もう…

メジロの勝手です

干拓地の護岸壁の上に何故かメジロが群れていました。 止まってるブヨを食べているのか、コケをついばんでいるのか塩をなめているのかよくはわかりません。 ミスマッチなメジロだけれど、鳥と見れば一先ずシャッターを切るのがバーダーの宿命です。 10羽以…

棲めば都

宇佐の干拓地のため池の葦原に白っぽいカモが見え隠れしていました。 マガモだろうと、風情を優先して2、3ショット撮っておき後でHさんにみてもらったところ、ここらではめずらしいツクシガモだということでした。 警戒心が強くてとてもアップでは撮れませ…

龍宮の里のマナヅル

宇佐の干拓地にマナヅルが飛来しているということで早速出かけました。 10羽は寄藻川付近に、3羽が乙女新田にいるとの情報でした。 多い方にはバーダーが詰めかけているとの情報もありましたので、乙女新田の方からチェックして正解でした。 地元のビノキ…

別府で越年組!!!

珍しい亜種オオヒシクイと亜種ヒシクイが去年の11月頃より別府市の郊外の蓮根畑に逗留しているという情報を鳥見の先輩から入手して、12月初めと元日に訪問しました。 12月に訪れたときは泥田の中で泥まみれになっていて、正直魅力を感じませんでした。…

冬の公園の常連さん

ネタがなくても公園にいってちょこちょこと見繕ってくればいいのです。 思えば去年はまだ彼らをどうやって撮ろうかと四苦八苦していたのでした。

七瀬川 カラスも初春は 粧えり

ヤマセミ基地はいろいろな鳥の水浴び場だ。 なかでもカラスはきれい好きだ。 わたし濡れたら凄いんです。 二度三度と水に入る。 隅から隅まで丹念に。 あー苦しかった。 カラスの行水なんてとんでもない。 どうです。これがほんとの濡れ羽色。

行列のできる野鳥レストラン

鳥見の秘訣はレストランで待つことだ。 追いかけたって逃げられるだけだもの。 1つはレストランを構えて待つことだ。 「ルリビタキのレストラン」がその代表だ。 これは名人が山芋掘りから考案したマジックだ。 まもなくまたこのワンダーランドを体験できる…

ルリビタキ やがて分れる 瑠璃のいろ

ハゼの木に来る小鳥のうちルリビタキが一番の狙いです。 まだルリ色の美しいオスの成鳥は見られていませんが、ほかの餌が乏しくなるときっとやって来るはずです。まずは小手調べです。 2、30分おきにルリビタキもメジロやエナガとやってはくるのですが、…

お山のハゼの木

あるところに1本のハゼの木がありました。 冬になるとその実を求めてたくさんの小鳥たちが集まります。 なぜその木にだけ小鳥が集まるのか、それは下手なバーダーに早くピンぼけでない写真が撮れるようになって欲しいからなのです。 それにその人たちがいれ…

湯布院で越年!!!

大晦日前から昨日まで湯布院に通じる高速道路は雪で閉ざされていました。 わたしには痛くも痒くもありませんし、いい気味だなんて思いなんぞこれっぽっちもあるはずがありません。むしろ人気のない冬の湯布院の静謐さにこそ懐かしく魅かれるものがあります。…

鳥撮り初めーハヤセミ

お正月には鳥撮りで~ヤマセミ撮って遊びましょう~ 待ちに待った鳥見休み いざ、七瀬川へ! ちゃんと番で挨拶してくれたわ。 最初からアユセミだと、生きる目標がなくなってしまうじゃろ~からの~ アユかもしれんぞ~ 分からんけりゃダメやろ~ 鵜呑みにし…