いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

その鳥の名はいえない

何を撮ったかではない、どうやって撮ったかだ。
これは、別に、有名なフォトグラファーの言葉ではない。
一介のバーダーの負け惜しみである。
たどり着くのも命がけである。
氷点下の世界である。
そして、何しろ遠い。
変わり種の美しいカモも、マガモホシハジロと区別つかない。
このナーバスなカモとの間合いは数百メートルの距離が必要である。
遠い上に、このカモのユニークな鱗紋は、思い切りアンダーにしなければ白飛びする。
林の間から狙うから枝被りもする。
何を撮ったかわからなくったっていい、いかに困難な相手と、手間暇かけて対峙したかを見てもらえば。
何、見えないって。
やっぱ、いかに撮れたかかのう。

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