いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

カキメジロ

珍鳥をたくさん撮ったと自慢する人と話していて、「わたしは馴染みの鳥で十分」というと、「あんたは宝の持ち腐れでいいんじゃろう」といわれて内心狼狽した。
あんたは腕が悪いと貶されたのか、贅沢な道具を見せびらかしてと謗られたのか、自分が思っていることと人が思っていることは大いに齟齬がある。
自分のアイデンティティはどこでどう作られてきたのか、自分がどう思われてもかまわないと無節操に生きてきたにしても、自分のことながらよくわからない。
バーダーがどうのということではなくて、何かに依存すると分別が疎かになることはありそうだし。
加齢による自制心の劣化ということもあるし。
ちゃんとした鳥のショットを撮れれば、ちゃんとしたバーダーとしてのアイデンティティが出来上がるものだろうか。
それは馴染みの鳥でもかまわないんだろうが。

長き夜を夢死したるまま目覚めけり

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