いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

星屑のハマシギ

そろそろ冬鳥のシギチが県北の海岸に集結し始めていた。 ハマシギ、ダイゼン、ダイシャクシギ、チュウシャクシギなどの姿が見える。 満潮になると東浜の河口の浅瀬に退避する。 潮が引き始めるとカモ類、カモメ、シギチと順に干潟の方へと移動する。 ハマシ…

わたしがゴジュウカラだった頃

シジュウカラはジュウジュウジュウジュウ、始終鳴いているからシジュウカラなんだが、ゴジュウカラは四十雀より十くらい老けているから五十雀なんだと。 昔の五十雀は相当な爺さんだったけど今では壮年、ゴジュウカラもそう老けてるわけではない。 わたしが…

ミヤマホオジロの♂♀比

人間ではY染色体の方がX染色体より軽いので、精子の段階ではY染色体精子の遊泳スピードが若干早く、着床率では優位となるんだとか。ホントか。 ところが寿命は女性の方が長いので、人口比となると女性の方が多くなる。 ミヤマホオジロは目立ちにくい鳥で、知…

ミヤマホオジロの居場所

ミヤマホオジロを初めて見た日の感動は、こんな愛らしい鳥がこんなにも身近にいるんだということだった。 ミヤマと名がつくように人里離れた深山に棲むものかと思っていたら、ちょっと郊外の農家の庭先や道ばたなんかで餌を啄んでいたりする。 でもちゃんと…

ゴジュウカラのイナバウアー

倒立イナバウアーはゴジュウカラの定番パフォーマンスである。 バーダーはこれを撮らんとゴジュウカラをクリアしたといえない。 これまで何度かイナバウアーもどきは撮ったけれど、荒川さんの域には及ぶべくもなかった。 週末ほかにネタもないし、ようやく通…

寄藻川のウミアイサ

例年だとどこの海岸部にもウミアイサの群れがいて、様々なパフォーマンスを見せてくれるのだが、今年は数も少なく、なんとなくおとなしい。 ウミアイサはひょうきんな表情、スタイル、動作で、サギには目がいかなくても、いると必ず見入ってしまう。 こんな…

川辺のアルバム

山の鳥は近づけなかった週末、鳥仲間に聞いてクイナを待ってみたが、そうやすやすとチャンスが訪れるはずもなく、常連さんが入れ替わり立ち替わり無聊を慰めてくれただけ。 カワセミは頻繁にやってくる。 百発百中 食い物は同じ魚同士のスリーショット 鏡よ…

ヨシガモの構造色

冬鳥の中でカモ類の人気は今一である。 家禽みたいな存在だからか。 食指は動いても、シャッター押す指は動かない。 ヒタキ類も少ないし、珍鴨も来ないし。 おかげでとバーダーがいうことでもないが、ヨシガモの人気が繰り上がってきた。 山が大雪で海岸部に…

上人が浜のイソカワセミ

干潮の磯の先でカワセミが漁をしていました。 ペーブメントからレンズを向けていても、 通りすがりの人たちにはカワセミの姿は捉えようもなく 、沖の風景を撮っているとしか見えません。 カワセミもヤマセミも海岸部に結構出張ってくるようです。 何もいない…

上人が浜のイソヒヨドリ

三方のポイントを雪で封鎖された休日のネタ探しは上人が浜に限る。 山側は真っ白だけど、磯にはどことなく春の香りが漂う。 鼻づまりでそんなはずはないけど、ひじきにもすがる思いがそんな幻覚を生む。 沖にウミアイサが漁をしているけどちょっと遠い。 干…

美しいタゲリはより美しく

まれに見る大雪だそうで、みなさん手近な雪景色をアップされている。 なんでうちではそれが撮れないの。 公園にいってみたが、カメラを濡らしただけ。 ユキ○○○のチャンスだと県民の森に向かったら、高速、鳥越は不通、10号回って廻栖野に近づくとここも止…

過眼線のないハクセキレイ

水を張った休耕田にセキレイが群れていた。 セグロセキレイとハクセキレイの区別くらいはできるつもりでいたが、ハクセキレイも意外と難物だった。 オスメス、冬羽夏羽、成鳥幼鳥と羽色模様がそれぞれ違うらしい。 一応手当り次第に撮ったんだけど、オスメス…

ミサゴにいちゃもん

ミサゴはこちらでは留鳥で繁殖もしているようだ。 去年は南側でも北側でも巣立ちを撮った人がいる。 ミサゴがいれば一応カメラを向けるが、その風貌に似ず、あまりパッとした絵にならない。 カラスにいじめられていたり、こそこそ餌を食べていたり、なんとな…

シロハラ(✝)さん、ごめん(閲覧注意)

昨日の昼間、シロハラが玄関脇の嵌め殺し窓に激突して昇天してしまいました。 たまたまブラインドを上げて中が暗かったのでガラスが鏡になっていたんだと思われます。 こういうことを防ぐバードセーバーというステッカーもあるそうですが、バーダーならそれ…

またまたノスリ

カールおじさん、ご苦労さん。 雪山に行ってオオマシコ、ナキイスカ狙いたいけど、かぜひきたくないし命は惜しい。 日和ったバーダーにとってノスリはもったいないくらいの題材です。 こんな飛び出しに格好な被写体はないよ。 反射神経のトレーニングを秘か…

ハゼノキ食堂を彩る鳥たち

殺風景なハゼノキを彩るのはルリビタキだけではない。 わずかに添えられた彩りが凍てついた山の空気を溶かしてくれる。 コゲラは無彩色と思うでしょ。 オスの成鳥にはわずかな赤い徴が。 元気がいい。 シロハラの嘴が全部黄色かったら トラツグミくらいもて…

ルリでない方のルリビタキ

ルリビタキという名前はメスや若鳥にとってはいささか不都合である。 色からついた和名は男尊女卑社会の反映だろう。 雌雄共同参画野鳥社会基本法というのがあったらきっと抵触する。 だから英語名だと腋だとか尾羽だとか、雌雄共通の特徴からつけられたもの…

ルリビタキふたたび

ヒタキ運が悪いと思っていた。 こうやってみると、単にやる気と根気がなかっただけなんだね。 といっても下手な鉄砲を撃つということだけだけど。 いる場所は仲間が教えてくれるわけだし。 撃ち放題ができるいい時代に巡り会わせた幸せをつくづく感じるとと…

茅枯らし頬次郎

フジフィルムの時代でも、美しい鳥はより美しく、人並みの鳥はそれなりに写ったんだろうが、デジイチだとありふれた鳥だってポーズ次第でこりゃなんだというくらい決まるじゃないの。 そこら辺を走っていると、ちょこまかしてなんだと気を引いて、な~んだと…

白いアトリ

アトリの群れが干拓地を舞うのをまたまた撮りました。 前回は半逆光で、今回はほぼ順光だったのでピントが来やすかろうと楽観してましたが、空抜けでないと後の堤防や樹木にすぐ逸れてしまうので、大して代わり映えしませんが。 もっと絞ってMFでいくのがい…

アトリ木

アトリが鈴生りの木 宇佐の干拓地でまたアトリの群れと遭遇した。 群れに感動する質で、撮りまくるものだから収拾がつかなくなる。 ちょっと近すぎてワンショットで収まりきれなかった。 離れて撮ろうと思ったが、対向車がきていってしまった。

ハゼノキ食堂のお客さん

ルリビタキもやってくるハゼノキ食堂、ほかにもたくさんの常連さんがいる。 ここに上げたほかにも、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、ガビチョウ、カケス、アオゲラ、アオバトとかもやって来るらしい。 それを狙ってオオタカ、ハイタカも。 ルリビタキに出会…

魅せられて ヒシクイ篇

岩場に上がるとヒシクイは何度も何度も羽を広げて羽ばたかせた。 音がしないのは保呂打ちとはいわないのだろうか。 かなりの風圧で水面にさざ波がたった。 やはり寄生虫を振り落としているんだろうか。

海の上のはぐれヒシクイ

ヒシクイのことはまだよく知らない。 先週乙津川で越冬中の4羽を遠くから撮ったばかりだが、この週末は県北の海岸で1羽が水浴びしているのに遭遇した。 鳥は一旦出会うと立て続けに出会う。 単独で行動していても同じような行動パターンをとっているからだ…

ルリビタキ 滑り込み

ルリビタキは冬の華、明日は立春、今冬はもうダメかなと思っていたが、三度目の正直で情報通りハゼの木で捉えることができた。 でも動きは早いし、ハゼの木は抜けが悪いし、日が後を照らし始めて、もう帰ろうかと思っていたら、やっと枝の左端に止まってくれ…

冬のM公園

うちの庭も同然なM公園は、去年はキクイタダキやマミチャジナイが大挙して押しかけたが、この冬は定番のイカルやツグミもその姿をほとんど見ず、ネタ場としての機能を十分に果たしていない。 市の公園土木課はそこんところをどう考えるのか。 え、そこまで面…