いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

眼中にない鳥

歳をとると心ここにあらざることが多い。

考えることが他にあるというより、あるようなないような靄のかかったような状態になる。

時々我に帰って、えーと何をしてるんだっけと考えて、デフォルトに戻る。

つまり集中力が低下している。

鳥見で必要なのは集中力なのだが、気の散ることが多い。

不自由なことが増えて、そっちに注意を注がなければならないし、ミスが多いから余計にやることが多い。

ただそこで諦められればいいが、それでは生きてる甲斐がない。

余計なことはせずに、じっと待つ。

初めから眼中になければぼた餅も落ちてくる。

ささやかな達成感でいいのよ。