歳をとると心ここにあらざることが多い。
考えることが他にあるというより、あるようなないような靄のかかったような状態になる。
時々我に帰って、えーと何をしてるんだっけと考えて、デフォルトに戻る。
つまり集中力が低下している。
鳥見で必要なのは集中力なのだが、気の散ることが多い。
不自由なことが増えて、そっちに注意を注がなければならないし、ミスが多いから余計にやることが多い。
ただそこで諦められればいいが、それでは生きてる甲斐がない。
余計なことはせずに、じっと待つ。
初めから眼中になければぼた餅も落ちてくる。
ささやかな達成感でいいのよ。