いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

バーダーの風下

河口の鳥を眺めるのが好きだ。

取り立てて珍しい鳥がいるわけでもないし、インパクトのあるパフォーマンスが見られるわけでもない。

ただそこにいるだけで心休まる風景があるのだ。

通りかかったバーダーらしい人が、何ですかという。

あれが飛んでくれないかと。

何にもしませんよ。

後の講釈は耳に入らない。

見ているだけでいいんだもん。