いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

バンの思い出

わたしが初めてバンを知ったのは、ほんの10年ほど前のことだ。
テレビのニュースで、睡蓮の葉の上を飛び回るマックロクロスケを見てからだ。
メルヘンの世界の生き物のようなその姿を1度見たいと、仕事の合間を縫って、1時間ほどの水田公園に足繁く通った。
もう、成長してはいたが、親鳥の漆黒の羽の色とカラフルな嘴や足の色の配色にも魅せられた。
その美しさを写すのは当時のコンデジではとても無理だったので、手探りでフィールドスコープにつけるデジスコという装置を探し当てた。
それから対象は他の鳥へも広がり、先達とも出会い、だんだん鳥見の深みに沈んで行った。
バンは罪作りな鳥であり、初心に立ち返る道標でもある。

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