いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

キビタキのさえずり

数日前、片側の耳が聞こえなくなった。 10年も前に、ものが二重に見えるようになったときほどにはショックではなかった。 旅行を前にやっかいだとは思ったが、日常生活にはそれほど不自由は感じなかったので、年だから仕方ないかと諦めが先だった。 耳鼻科…

ビンズイで予行演習

昔、K総理がいうとった。 人生には、3つの坂がある。 上り坂、下り坂、そしてまさか。 人生いろいろ、鳥見もいろいろ。 まさかの鳥は来た方がいいのか。 そりゃあ来た方がいいけど、構えておかにゃあ、まさかもない。 だからビンズイだってそのための布石な…

飛んでけバーダー

夏鳥が着々と到着の知らせ。 うれしいような、悲しいような。 明日からゴールデンウィークに突入。 初めてのフルバケーション。 こちらに来ている鳥の空き巣狙い。 鳥撮りタイ2016のネタ拾い。 コゲラ ビンズイ 残り物

居残りの冬鳥シロハラ

まれにか、ときどきか旅鳥や夏鳥が、近くの公園を通過する。 鳴き声でわかると効率がいいんだろうが、ただ通過する場所の目安がついてきたので、このところ頻回にチェックしている。 一昨日の朝、初見の憧れの鳥を見てしまったのだが、それっきりでまだカメ…

ヒヨドリだって旬になる

いわずと知れたことではあるが、鳥に旬とはあまりいわない。 それをいうのは鳥でしか季節感を感じられないバーダーだからである。 旬とはたかだか10日間のことである。 食物だと出盛りとか味の乗った季節ものということだが、鳥だと婚姻色とか旅鳥との出会…

野鳥の森は常に旬

野鳥の森といってもピンとこないかもしれない。 それも当然、20年後に野鳥が飛び交う森としての熟成を目指して整地、植樹された今のヤマガラハウスのある場所のことである。 もうすでにヤマガラの餌場には色々な鳥が来るようになった。 ネタがなければ、こ…

旬が来た

在庫も底をついたので、上人ヶ浜を覗くと、今季初の渡りのシギに出会った。 チュウシャクシギ1羽と多分キアシシギだと思う3羽だ。 ニイナ採りの人が磯に入ってきたので、どこかへ行ってしまったが、これからしばらくは泥縄ネタでも調達が楽になるだろう。 …

みんな水の中

この一昼夜、なんとか大きな揺れを免れた。 油断はできないが、早く終息して、被災地の復旧にかかってほしい。 ネタがどうこうなどと、贅沢はいわないが、鳥だって空を飛んでばかりはいられない。 足が地に着かなければ、決して安らぎはえられない。

ハヤブサのテリトリー

ミサゴの営巣ポイントの近くの崖で、ハヤブサも営巣していて、そこにトビが侵入すると、すぐさま威嚇してくる。 トビに比べるとかなり小さいから多分オスだろう。 素早い攻撃にトビは歯が立たないのか、早々に退散する。 ミサゴの雛が孵る頃、ハヤブサの雛も…

冷たいミサゴ

ミサゴが今年も営巣してるよと知らせをもらったのは2月だから、3月に産卵していても、そろそろ巣立ちかなと思ったが、どうにもまだ育雛の気配はない。 親も頭だけしか出てなくて、せめて立ち上がったところか、オスがメスに獲物を持って帰るところをと思っ…

イソヒヨドリの砂浴び

ミサゴの巣作りが始まったのは2月半ばだった。 時々のぞいてみたが、いつも巣から顔を出している親の姿だけだった。 もう1羽が餌を運んでくるのも見かけなかった。 先日晴れたいい朝にいってみたが、雛が顔を出す気配もない。 時々イソヒヨドリやセグロセ…

瓜生島伝説

被災者にはならなかったとはいえ、余震が続くというか、直下型が頻発している中、とても鳥見に出かけるのははばかられた。 ふだんは下から1発ドーンと突き上げられて終わりだが、16日の午前1時25分の震度6弱は強烈だった。 携帯の地震警報で目が覚め…

震度6弱、震度4直下型、余震、恐怖体験、

午前1時25分、アラームで寝込みを襲われて、振り回される感じ。あと一睡もできず。 地鳴りと共に何回も余震が来る。 棚の本や置物が落ちて、引き出しが飛び出した程度だったが、また朝からドーンという音と共に直下型が始まった。 昨日準備していた菜の花…

寄る辺なき身のダイサギ

ダイサギはこの辺りでは留鳥だろう。 数が増えているようでもあるが。 彼らが棲家を必要とするのは繁殖期だけ。 農道を挟んだ反対側の畑の隅にサギのコロニーがこの冬まであった。 そこがご多聞にもれずソーラーパネルに置き換わってしまった。 もうすっかり…

ムナグロのいた浜

ダイゼンがいた瓦礫の浜の近くの砂州にムナグロが数羽いた。 本当のところ、夏羽はすぐわかったが、遠いのは何かよくわからない。 ムナグロはあまり大きな群れではお目にかからない。 こちらにくるのははぐれたものだろう。 シギチの大きな群れには混じって…

満潮のシギチ

春の大潮はシギチには大変だ。 干潮は潮干狩り、満潮は陸に押し込まれる。 バーダーにはシギチの撮影の絶好のチャンス。 でもシギチの渡りが始まらないことには、寄って来ようがない。 越冬してたダイゼン、ハマシギの居残り組が慰めてくれた。

イカルの日

イカルはスタイルは何だが、色柄は美しい。 1羽1羽でも十分だが、群れには群れの美しさがある。 冬の枯葉の上においてもいいが、麦畑の緑の上を飛んでも一際鮮やかなことがわかった。 繁殖期に入ると、つがいになって山に入るか、北へ上がるのだが、いまが…

菜の花畑のノビタくん

菜の花が使えないのはもったいないなと思っていたら、ノビタキの夏羽が止まってくれて、まさに季重なりの大盤振る舞いになってくれた。 やはりこの時期ノビタキだね。 もう少し近くに寄ってやろうと、翌日欲を出したら、出てくれなかった。 やはり通りすがり…

とりみの歌

山では山の愁いあり 海でも海の悲しみや ましてブログの更新に 足りぬ鳥見のネタならば いとしきネタよ 汝はツツジ こころのネタよ 汝はスミレ 鳥見の道は 果てなくも 香れよせめて わがネタに トホホ トホホ

カンムリカイツブリ一羽ぼっち

夏羽をしっかり撮ろうと、杵築に行ってみたが、もう1羽しかいなかった。 前よりは換羽がすすんだようだが、これも案外小柄な鳥で、なかなか近づいてくれない。 その動きも姿もどことなくユーモラスなのがいい。

とっくに咲いていたフデリンドウ

公園のあちこちにフデリンドウがあることは知っていたが、日陰の花はだんだん小型になって、もうほとんど風前の筆である。 日当たりのいいところは株が増えて開きすぎで、春先の花の趣はなくなったような気がする。 数株を見つけたときはうれしかったけど、…

磯のイソヒヨドリ

イソヒヨドリはBlue Rock Thrush、あちらでは岩山の鳥らしい。 こちらでは海岸部が多いが、かなり離れた場所にも出没する。 餌のあるなしだろうか、関のイソヒヨはフナムシを獲っていた。 なんだか気の毒な気がしたが、これだけきれいなら、それも悪くはない…

鳥見の目算決算ご苦労算

鳥見は愛鳥精神の発露であるから、もちろん無償の行為である。 ギャンブルでもあるが、配当は金銭ではないから、バランスシートは赤字である。 それでも黒字狙いで週末教えられた賭場に出かけていく。 おまけに雨に振り込まれ、縁起がいいはずが、何の気配も…

ミヤコドリ間もなく無事越冬完了

先週2羽しか確認できなかったミヤコドリをもう1度見に行きました。 満潮前、沖の干潟にカモやカワウと一緒に上がっていました。 ちゃんと4羽無事でした。 潮を避けて、ミヤコドリから、こちらの砂州に移動してきました。 先に目に入っていたホウロクシギ…

ホウロクシギ(ダイシャクシギ)が渡る頃

沖を渡るのは2週前に見たが、やっと守江湾の干潟に降りているホウロクシギとダイシャクシギに会えた。 比較するものがないと、アヒルぐらいのイメージだが、思いの外小さい。 一緒にいたミヤコドリと同じか、どうかすると少し小さい。 調べればいいのだが、…

旬といわないで

このブログも旬・々いってきたわりには、しっくりくるネタに恵まれない。 旬といったって、それはあくまで人間側の都合で、あちら様は勝手に旬を盛るなよといったとこだろう。 実のところ旬を一番ないがしろにしているのはこちらかもしれない。 季節感が誰の…

タな鳥

ネタに窮して、旬でもない、初出でもないショットまで出してお茶を濁す。 お茶というよりもう泥水やね。 タヒバリは今季初出ではあるが、いつのものか忘れた。 タヒバリもヒバリも田んぼにいるが、タというのは本当に田んぼの田なんだろうか。 田のつく鳥は…