いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

鳥には鳥の愁いありバーダーにはバーダーの哀しみが

鳥友のHさんが、今年はクマノミズキが虫害で花が咲かん、秋に実がならんと鳥もバーダーも困るなあと嘆いていた。
確かに山のあちこちに白くこんもりした花房をつけるクマノミズキが葉さえ出ていない。
先日、坊主山のクマノミズキの木のそばを通ると、周りを白い蛾の群れがふわふわと舞っていた。
これはクマノミズキやミズキの若芽を食するキアシドクガらしい。
例年梅雨時にはどこかで見かける。
去年クマノミズキに来るオオルリの若をきれいに撮れたが、今年は花の時期からオオルリは敬遠しているのだろうか。
鳥や虫は花や実の紫外線域の色を感知するらしいから、餌の少なくなりそうな場所はわかるのかもしれないと、オオルリが撮れないわけがなんとなく腑に落ちた。

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