いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

アオバズク巣立たず

営巣数は去年と同じくらいだと思うが、そろそろ巣立ちの時期なのに、まだ2羽の巣立ちが確認されただけだ。 亜熱帯でも周年生息するくらいだから、熱中症ということはないだろうが、野生生物の生存環境には思い及ばない障壁があるのかもしれない。 戸次の神…

アオバズク巣立ち

地元のバーダーさんのサイトの情報から4~5日遅れの週末に、巣立ちしたという営巣木をのぞいて見たら、2羽の幼鳥と親鳥がまだ残っていた。 ここは近くの森が若干遠いので、満を持していたのかもしれない。 翌日にはもう姿がなかったと聞いた。 父親の方は…

巣立ち見守る親鳥

50メートル先のワイヤーから、ギーギーと巣立ちを促して、ときどき餌を運んでいたが、幼鳥の姿はまだない。 その後無事巣立ったかどうか気になるが、なんとか無事で居てほしい。 宇目の方は営巣した気配がないようだ。 アキアカネはたくさん飛んでいるが、…

五線譜を舞う青い鳥

そこで奏でられるのは、甘い子守唄でも歓喜の祝祭歌でもない。 厳しい現実に立ち向かえという応援歌でも、蠱惑の誘惑でもない。 選択の余地のない宿命を受諾しろという宣告である。 踏ん切りがつかないのも無理はない。

藍より青い鳥

ブッポウソウはカワセミにも引けを取らない美しさだ。 飛ぶときの背中は柔らかい朝日に照らされると、青のグラデーションに白い斑が輝く。 夏のギラギラした陽では乱反射で白っぽくなるし、陰った部分はコントラストが強くて真っ黒になる。 朝の斜光でこそ青…

梅雨明け、空抜け、ブッポウソウ

そろそろ巣立ちしている頃とブッポウソウの営巣する庄内にいってみました。 メスも出て餌を運ぶ様子もないので、巣立ちを促しているのでしょうが、まだ幼鳥の姿はありません。 ときどき親鳥が、ギャラリーの方へギギィーッと威嚇して鳴きながら向かってきま…

七瀬川のネタ稼ぎ

飛んでなくてもカワセミ カイツブリは来るけどなんのパフォーマンスもない トンビの行水または給水

カワセミに完敗

カワセミのショットはたくさんある。 ただ目指すショットは1枚もない。 カワセミの微細構造はデジスコで撮った。 飛翔は飛び出しまで。 ホバリングはまだ。 ランディングもまだ。 ダイブもまだ。 狩りの成功もまだ、まだ、まだ、・・・ 梅雨時は条件が悪い。…

夏休みはつらいよ

学校は夏休みに入った。 鳥見には夏休みは関係ない。 鳥見は子供の趣味ではない。 おおむねリタイアした年寄りの趣味だ。 毎日が夏休み。 宿題はあったりなかったり。 宿題を課された方が面白さが増すような気がする。 私は1週6ネタを自らに課している。 …

これでコヨシキリよ~ そんなにうまくないのに

4時起きの1日は長い。 1時間あまりかけてコジュリンのポイントにいく。 日の出とともに1時間ユウスゲとのコラボを撮る。 場所を移してハナウドポイントでコヨシキリの出現を待つ。 ハナウドはもう遅いのか早いのか、なかなかそこには止まらない。 止まっ…

ユウスゲにコジュリン再び

梅雨明けとなった休日、4時起きで再度阿蘇の草原に向かった。 朝焼けの残る日の出に着いて、コジュリンの声のする方へ入ると、ユウスゲはいいんだが、ちょっと多すぎて被る。 背景もゴタゴタして映えない。 こういうコラボは引き算だと仲間のショットから学…

再々、よさこらサイサイ

人のやることは不自然の極みである。 鳥を見ていれば、つくづくそう思う。 鳥は欲することに従って矩を踰えない。 人は婚活だの終活だのいって、無理しても、逆にこじれて全くうまくいかない。 鳥を見習えば、この年からだと野垂れ死にくらいだが、願わくば…

幻のサイチョウ

タイにはサイチョウ類は12種類いて、そのうち7種類を見たらしい。 遠くを飛んでいるものや、一瞬のチラ見もあるし、識別できたわけでもなく、かならずしもカメラに収められたわけではないのでじぶんとしては、そんなものかと思うだけであるが、外国の老バ…

天然のサイチョウ

ちょうど1年前の7月、南タイに遠征した。 移動距離が長い、年寄りにはちょっとハードな旅だった。 帰ってちょっとした手術を受ける羽目になった。 だからというわけでもないが、思い出深い旅だった。 体調も綱渡りで、いつもこれっきりと思う。 でも、Hala…

ヤマにはヤマの憂ひあり

庭にはいつも野良猫がうろうろしている。 カラスも何度かやってくる。 そのせいかどうかわからないが、3月以来滅多にカラ類の訪問が見られなかった。 梅雨時はどこかで子育てしているのだろうが。 生き餌もよそにたっぷりあるのだろう。 ネタが切れたので、…

日本の夏 国鳥の夏

前週末のネタはこれっきりである。 チャンスはいくつかあったのだが、条件が悪かったり、プレートの固定や電池のトラブルでみすみす逃してしまった。 運が悪いというよりは、やはり起こるべくして起こったミスというべきだろう。 別に嘆くべきことではない。…

ユウスゲとコジュリン

雨が降ろうが、霧にむせぼうが、ヒルスゲになろうが、ともかく一時の出会いを求めて、阿蘇の草原に走った。 いったい俺は何をやっているのだろうという思いが過ぎらずでもなかったが、今日この週末のこの雨を俺の涙で、もとい、俺の怨念で晴らしてみせると念…

更新は無事の便り

実のところ、継続は力とか脳活というより、更新は無事の便りのつもりだ。 だから、スリークォーター遅れると、ちょっと心配を数人の身内がするかもしれないが、実はパソコンがチンタラしているせいである。 Lightroomの読み込みができないので画像の処理がで…

夏の思い出

斑猫を目の片隅に白い道 虫を追う歩幅伸びけり夏休み 道草は道教えが先ず誘いけり 道教え先に消えゆく分かれ道 道教えというよりも道仲間 斑猫に後れを取りて石渡る

ネジバナにおける左と右

左と右の問題は、ややこしくてうるさい。 ツムジの左巻き右巻きかで能力差があるかどうかとか、ぶら下がっているモノの左右どっちが上か下か問題くらいがちょうどいい。 せめて鳥ネタ代わりになってくれるとありがたい。 ちょっと早起きして公園を一回りした…

このアマ、今に見てろ

アマサギには重宝してきた。 夏鳥前の鳥ネタ端境期に、代掻きの始まった田んぼでトラクターの後ろを群がって追いかけるアマサギは、まさに季節の風物詩そのものだった。 いまでは定番となったこのショットを、初めて雑誌かなにかで見たときは、その光景が見…

アオバズクに会いにいく2

地元バーダーさんのサイトから得た情報によると、今年は4箇所にアオバズクが営巣を始めたらしい。 その3箇所を見て回ったが、2ヶ所ではわかったが、もう1ヶ所は見つからなかった。 オスが張り番している2ヶ所はかなり高い位置ではあるが、静かな場所で…

アオバズクに会いにいく1

アオバズクが営巣するような、洞のある大木は、もう神社のご神木でも何本もない。 条件が整えば別に橋の桁でも、学校の換気扇でも構わないようであるが、それでは夏の風情に欠ける。 アオバズクには、はた迷惑かもしれないが、やはり若葉の中で出会いたい。 …

青い季節

そろそろアオバトの潮飲みの季節であるが、梅雨の晴れ間にのぞいてみても、まだ最盛期にはほど遠い。 山側には20~30羽の群れが、飛び交っているが、降りてくるのは、せいぜい10羽そこらだ。 汗かくわけではないだろうし、若いハトの成長が関係あるの…

ハヤブサの証明

タイトルに深い意味はないけれど、なにかわからんショットの場合は、ちょっとは説明がいるだろうと。 めぐまれない週末バーダーには、梅雨時はどうしてもシルエットショットが多くなる。 レタッチソフトで、しっかり明度を上げてもなかなか姿を現さない。 そ…