イソヒヨドリの扱いは気の毒だ。 そもそもヒヨドリ類ではなくツグミ科の鳥だ。 まあ、ヒヨドリだって卑しい鳥と書いて鵯だからお気の毒といえばお気の毒だが。 磯にいるとも限らない。海岸に磯なんていくらも残ってないからね。 街中でホームレスの真似をさ…

ポピュラーを通り越して、もう食傷気味といったら気の毒なカンムリカイツブリだが、ここ豊岡漁港では簡単に近くで見れる。 でもすぐに潜ってずっと先に浮かんでくるので、案外撮るのってむつかしいもんなんです。 港内に流れ込んでいる小さな川に向かってい…

今冬はどこもカイツブリ類の数が多いというのは定説らしい。 小鳥の数は少ないが、カイツブリ類はハジロカイツブリもカンムリカイツブリもどこにいっても見かける。 土曜日、近場でネタ探しをしていたら、別府湾の最奥部の海岸にカンムリカイツブリが１００…

先週の宇佐はまだ真冬でした。粉雪が舞う漁港にはたくさんの潜水漁法の鳥が集まって漁をしていました。 ウミウの群れ、３種類のカイツブリ、キンクロハジロ、そしてお馴染みウミアイサ。 この冬はウミアイサには随分助けられましたが、この鳥はうちのリリー…

波躱す 鳥の悠揚 春隣り 三趾鷸 忙しなき日や 春の浜

ミユビシギが波打ち際で採餌をはじめました。 波にさらわれないように大わらわ。 愉快な仕草に思わず頬が緩みます。 見ていて飽きません。 「そら、行くぞ」 「遅れるな」 「今だ」 「ヒメスナホリムシ、食いかた始め！」 「いるいる」 「あわてることはない…

陽気に誘われて日豊海岸をドライブしました。 海はすっかり春の色。 五ヶ瀬川河口の浜でミユビシギが春の日射しを浴びて憩っていました。 ウミガメが産卵に訪れるとか。春の光にあふれていた。 風を避けてミユビシギが昼寝していました。 目は開いてるのかな…

トンビに追われているタカらしきものがいたので、追いかけてみました。 田んぼに降りたけど、遠くて何かわかりません。 腰の白い帯はハイイロチュウヒのようです。 ネズミでも獲ったかね。 何だ、木の棒じゃないの。何かを追い出しているのかも。 「出て来い…

漁港で潜水漁法のウミアイサ、カワウ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カイツブリ、キンクロハジロの夕餉をながめていたら、いきなり空からミサゴが飛び込んできた。 水面の鳥を写していたので、SSが遅く被写体ぶれがあると思うけど、一先ず魚を持っ…

先々週やっとオシドリがきれいに撮れて、先週もう一度出かけてみたら藻抜けの殻だった。 地元の人の情報によると、その数日前から姿を消していたらしい。 でも念願かなってオシドリを清流で間近に見れたのは思わぬ収穫だった。 たとえオシドリはいなくてもこ…

ミサゴが電柱に止まっていた。 画にはならんが飛び出しならまあなんとか・・・ 「なんかやれっ」 「さあ飛べ」 「糞～っ」 やってきたトンビに気を取られているうちに消えていた。

この遊水池にはいろいろな渡り鳥が羽を休める。 カイツブリやバン、オオバンも棲息しているが、いまはカモたちの餌場で、ここに来ればカモの種類だけは豊富だ。 ただ、灌漑用の濁り水なのとゴミが多いので画にならないのが難点だ。 いまはハシビロガモが多い…

連休初日は空振り。 ２日目も快晴、小春日和。背水の陣。 堅いのは宇佐のキンクロハジロしかいない。 呉崎干拓遊水池、桂川、駅館川と回るとどこもキンクロハジロのオンパレード。 でも上げ潮で水がいまいち。 駅館川河口だけが空を映して青かった。 堤防の…

ポカポカ陽気の２連休。 連休初日、これならきれいなオシドリで週頭を飾れると勇んで出かけたが、あれだけいたオシドリはおろかマガモさんやカルガモさんまで一向に姿を現さない。 散歩中のおばちゃんに聞いてみると、「一昨日から見らんわあ」という。 この…

駅館川河口に長洲漁港はある。 漁港の防波堤の内側にはウミアイサやカモメやカワウやアオサギが群れている。 すこし上流にはいまはキンクロハジロやカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリが多くなっている。 潮の加減で魚食の鳥の餌場になる時間帯なのかもし…

かどうかはしらないが、行く先々でウミアイサに出会う。 あちこちで群れているし、例年以上に見かけるから、多分ここらあたりがいまは餌場になっているんだろう。 桂川の気水域で浅瀬にいたウミアイサのカップル。 メスが秋波を送っているのか。 オスが秋波…

オシドリのオスの派手さに比べて、メスはさりげなくシックで好もしい。 なぜかメスは目立たず、なかなか捉えられない。 気がつくと写っていたというショットが多い。 だから枝被りや尻切れの半端ショットながら、愛着があって捨てきれない。

谷間の暗い淵で人知れず暮らしているオシドリ。 そこをのぞくのは容易なことではありません。 でも美しいものを見たい、撮りたいという思いはなんとかオシドリにも通じたようでした。 オシドリは美しい流れに彩りを添えてくれました。 ええ、主役は奥岳川の…

奥岳川のオシドリが撮りたくてこの冬４度清川村に通いました。 この川は谿が深く、寄り付きが悪くて、警戒心の強いオシドリは、ばっ撮りバーダーにはなかなか撮らせてくれません。 でも昨日はなんとか木立越しに格好のポイントが見つかり、美しい清流とカラ…

シジュウカラのカラは同胞（ハラカラ）のカラで仲間のことだって。 ヤマガラ、ゴジュウカラ、コガラなどカラ類は混群をつくる仲間ではある。

オシドリを待っている間、３羽のマガモが上って行き、夕方また下って来ました。 その後に下りて来たオシドリになにかとちょっかいを出し、上に追いやってなかなかオシドリは戻してもらえませんでした。 マガモはしきりにオシドリの側でデモンストレーション…

来るものは拒まず。 手当たり次第シャッター切ったけど、なんだか♀ばっか。 ミヤホの♀は愛らしい。 年頃みたい。 ♂より地味。 冠羽がないなあ。 ホオジロさんよ～ホオジロさん～ 別にがっかりはしてないけんね。 モテキが来たかと思うほど♀ばかりなのでした。

ミコアイサはいつかは撮りたいと思っていた。 皇居のお堀でも、北海道でもいつかはいってやろうと思っていた。 それが今年はコウライアイサからミコアイサまでアイサと名のつくものはすべて地元で調達できることになってしまった。 ならばいかずばなるまいと…

鳥見はやさしい。 レリーズを押せばいい。 そういう場合もある。 でも独力でやるのはむつかしい。 まして土地勘もなく、近づく術もない場合には。 ６時間、飛ばれたオシドリの帰還をカモフラテントで待って、やっと現れたときにはもう日暮れ前だった。 おま…