磯辺でクロサギと戯れていると、若い女性の二人連れが話しかけて来た。
何を撮ってるんですかと聞くので鳥だというと、そっちはどうでもいい風で、某宗祖を知ってるかと聞いてきた。
聞き流していると、色々奇天烈なことを言い出した。
死んでも腐らないご利益(現世利益じゃねえんかい)があるとか、世界を屁萎waにできるとか、ならもうとっくになってるんじゃねえのというと、まだ先の話らしい。
こちとらもう先がないの。
そんな与太話に付き合ってる時間ねえつーの。
邪魔せんでというのにしつっこいので、クロサギが飛んでくれたのを幸い追っかけたというか逃げた。