2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
例年この時期県北の漁港ではウミアイサが賑やかなんだが、今季はなぜか少ない。 オスがときどき求愛ポーズを取るもののメスは知らんふり。 まだ早いのか。 オス同士の追っかけっこくらい。 別にいいけど、ストーカーじゃないけん。
越冬に来ていながら、標高の高い寒い場所に住む鳥の気が知れない。 そんな鳥が次々に出て来る。 カヤクグリもまさか地元では見られれないものだと思っていた。 何年か前に仲間が見つけて、いると分かってからは冬の定番になってしまった。 今では結構絵にな…
バーダーは天邪鬼だからせっかくのヒレンジャクからキレンジャクの黄を探し出そうとする。 そんなのは10円玉のギザ10を探そうとするようなものだ。 使い道は同じだろう。 とにかくきれいに撮りたいとまた出かけた。 高いところで枝被りにはなるが明るく…
川沿いの道の崖上に、ヤドリギがついた木が立ち並んでいるところに登ってみると 、見事な大木のそびえた神社があった。 通る度にヒレンジャクの気配を探っていた。 梅もほころぶ陽気に誘われて、まっすぐ向かうと、神社の前の葉を落としたイチョウの天辺に1…
鳥見で何が肝心かというと、それは識別力だ。 そこらへんがいつまでたってもアバウトなのでビギナー気分が抜けきれない。 でもショットのピンがだんだん合ってくるように、何か違うという感じはそこそこ掴めるようになった気がする。 あの白さはどのカモでも…
ここ数年、県北で結構な数のクロツラヘラサギに会えるようになった。 会えなければ佐賀でも福岡でも何処へだって行くだろう。 それほどわたしにとって愛着のある鳥だ。 会う度に最初に会ったときの感動が蘇る。 威風堂々としてユーモラスな造化の妙、ユニー…
ヤマセミと雨は相性がいいとバーダーは思う。 そのままコラボになる。 羽の水滴、雨の飛跡・・・ しっとりとした絵になる(はず)。 人が来ないので逃げない。 水底が見えにくいので獲物を捕るまで時間がある。 ただ必ずしもクリアなショットになる訳でもな…
ツグミ類は割と人里に出てきてかなり近くで撮れる。 トラツグミも冬場山の餌がなくなるのか、公園や空き地の明るいところに出てくるようになる。 車の中に隠れてさえいれば、どんどん近づいては来るが、同じものを何枚撮ってもしょうがない。 2羽いたけど近…
バーダーは青い鳥を好む。 青は稀有な色だから。 生き物が持っている色素に青はない。 人工的にも青い色素は作るのが難しい。 ルリビタキやカワセミやオオルリだっているじゃないかと思われるだろうが、どれも構造色なのだ。 青は神秘の色なのだ。 ルリビタ…
オシドリの恋愛事情は知らないいが、遠目にもモテすぎのメスがいた。 何羽ものオスが競ってベタベタしてくる。 急流の中に誘い込んで、その逞しさを見定めている風にも見える。 わたしには縁のないことなのでしまいにはもう勝手にやってくれという気分に な…
正月に娘の車で県北をドライブしたとき、両子山の方に入るともうあたりは真っ白だった。 ノーマルタイヤではとても走れたものではなかった。 タゲリと雪のコラボを撮りたくても、そんな時に行くのは無理だ。 鶴見岳の頂上にハギマシコが見つかっても、寒暖差…
ハギマシコを撮りにというわけではなかったが、山梨の小渕沢に鳥見に行ったことがある。 まだビギナーのくせにロクヨンなんぞを抱えたわたしに、車の中から手持ちで、ノイバラの向こうにいるハギマシコの群れを、枝が被るからMFで撮りなさいとガイドのおやじ…
オシドリは飛んだらただのカモだが、カワアイサは飛べば一段と美しい飛行体になる。 だから飛ばしたわけではない。 ひとり占めするわけにはいかないので、誰も来るなとは言えない。 案外それを待ってたりする。 でないとバッテリーが持たない。
ベニマシコが地元で見られると教えられたときにも驚いたが、ハギマシコがうちの裏山の天辺で越冬してると聞かされたときには晴天の霹靂だった。 それもミヤマキリシマ の花芽を食べているのだと。 うちは市内より5℃寒い。 山頂はさらに10℃寒いのだから、…
イスカのポイントはうちから1時間半かかる。 標高800mあるから寒さもやばい。 せっかく水場として定着したのに、年末年始孫たちの帰省もあって身動き取れなかったり、寒波で近づけなかったりでご無沙汰してしまった。 暖かい日が続いてそろそろいいかと…
ここ数年、守江湾でのミヤコドリは4羽から6羽が越冬していたので、何と無く寂しい。 県北の方も姿を見なかった。 北九州の干潟も寂しくなったというし、目に見えない環境変化があるのだろう。 まだ何ヶ月もいるだろうし、ここを越冬地と定めて欲しい。
イカルはプロキャプチャーモードの練習に格好な対象である。 とにかく人気を察知すると瞬く間に逃げてしまう。 群れで飛び出す瞬間が一番狙い目なのだが、如何せんうまくいった試しがない。 プロキャプチャーモードのおかげで、いとも簡単にできるようになっ…
県北の漁港に大きな水鳥が浮かんでいた。 最近飛来があったオオハクチョウの幼鳥かと思い、何ショットも撮っておいたが、帰ってよく見るとコブハクチョウの幼鳥だった。 なら、地元の志高湖には11羽も放し飼いになっている。 逃げたという話は聞いてないが、…
県央は鳥の群れが多い。 アトリ、カワラヒワ、ニュウナイスズメ、ツグミ、イカル。 必ずしも単一ではなく混群のことが多い。 それでいがみ合わないんだから偉い。 珍しいのが入っているとバーダーとしてはうれしいが、そんなことよりそのおおらかさを愛でた…
来週2回目の認知機能検査を受ける。 2回目になると要領はわかっているので別に不安はないが、楽観的すぎるところが若干不安である。 鳥見はボケ防止になると思っているのだが、慎重になるというような効果はないのだ。 バーダー向けの認知機能問題が下にあ…
コウちゃんゆうてもろくでなしのコウちゃんちゃうで。 昨日到来のコウライアイサのコウちゃんのことや。 なんで関西弁なんや。 さんまの出てるテレビ見とったからや。 昨日も今日もまだ出会うとらん。 カワアイサは仰山来とんのやけどな。
臼杵が取り立てて鳥見のフィールドというわけではないけれど、大分市の東部や大野川を溯っているといつの間にか臼杵に入っってしまう。 これはおそらく大日如来さまが呼ぶんだと思われる。 これは気をつけんといかんぞ。
モミルリのときもそうだったが、ルリビタキは人を恐れるより食べることに集中しているらしい。 バーダーにとってはありがたいことだが、餌場と習性を把握してその要件にかなうポイントを整えるのが近道だ。 わたしの仲間にはそうういうことに長けた名人がい…
冬の鳥見の定番といえばユキルリだ。 冬鳥ならばなんとしても雪とコラボして欲しい。 やっと積ったらしいので恐る恐る坊主山に出かけると、轍の跡がえらく多い。 同じ穴のムジナかと思ったら誰もいない。 上まで登ったらテレビ中継基地の工事だった。 これで…
リタイアするとまず曜日の感覚がなくなる。 時間の流れは二十四節気で十分すぎるが、それを体感できる状況は乏しい。 鳥見をしているおかげで季節感を探し求めているわけだけど、それは目を凝らさなければわからない。 わずかに残された松林の中に蠢いている…
湖面に氷が張って餌にありつくのにみなさん苦労している。 オートキャンパーが多くて、ツグミの姿も見えないので 、オオバンたちを眺めていたら、誰も氷の上はヨチヨチ歩きでよく滑る。 でも意外と迫力があるから不思議だ。 受験生は見ない方がいいかも。
人は見えるものを選り好みして見ている。 バーダーも鳥の全てを見ているわけではない。 どっちかというと漫然と見ている。 娘から水鳥も水浴びするんだねといわれて、えっと慌てて、中までは洗ってないからなと適当に答えた。 早よエンゼルポーズやってくれ…
鳥の群れだって年の数だって、多いほどめでたい。 と思うのは自分だけでいい。 1羽だけ紛れ込んだほうが、若い方が、いいという場合もなくはないが。 ともかく、一人で豊かな気分になれるということが大事なのだ。 スズガモは日本への飛来数が一番多いカモで…
雪と野鳥とのコラボはこの時期のささやかなテーマである。 ささやかなというのは実現性が乏しいと思うから。 寒いのが嫌、早起きが無理というバーダーにとっては致命的な老化体質が現れてきたのだ。 幸いなことにこの大晦日に山間部に雪が降り、正月は昼間は…
めでたくもありめでたくもなし、正直そんな気分である。 新型コロナのことばかりではない。 張ったロープを跨ごうとしたら、後の足が引っかかってよろけてしまう。 小さな川さえ越え切らない。 頭で思ったように自分の体が動かない。 携帯のあり場所をいつも…