雪と野鳥とのコラボはこの時期のささやかなテーマである。
ささやかなというのは実現性が乏しいと思うから。
寒いのが嫌、早起きが無理というバーダーにとっては致命的な老化体質が現れてきたのだ。
幸いなことにこの大晦日に山間部に雪が降り、正月は昼間は結構暖かく、ゆっくり朝飯を食っても普通タイヤで山に入れた。
あわよくばルリビタキやトラツグミと思ったけれど、その気配はさっぱりなかった。
ホオジロでもカワラヒワでもいいと思っていたら、道路端からアトリが飛び出したのが見えたので、再び降りてくるのを待っていたら、だんだん餌をついばみながら近づいて来てくれた。
でもなかなか雪の上は通らなかった。
まあ、そんな必要はないだろうし、そこまでサービスする義理もないんだろうし。