いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ハゼの木レストランの客

残り少なくなった県民の森の木の実だが、ここ坊主山のハゼの実だけはたっぷり残されている。 毎年ここは最期の砦のようだ。 だから、入れ替わり立ち替わりいろいろな鳥が出入りする。 飽きはしないのだが、撮るのは難しい。 空抜けで、逆光になりやすいし、…

ルリビタキのレストラン

冬になるとルリビタキがフレンドリーになる。 餌が乏しいので、限られた餌場に顔を出す機会が多くなる。 鳥見の達人が編み出した鳥寄せの手法がある。 落ち葉の敷いた地面を棒などで掻きまわすのである。 するとルリビタキが顔を出すのである。 地中の餌が露…

雪の上のルリビタキレストラン

ノーマルタイヤでユキビタキは無理だと諦めていたが、坊主山のハゼの木にルリビタキがくるという情報で、半ドンを利用して行って見た。 午後は陽が陰って、バックが明るくてピンがこないし寒い。 林道の上の方の、以前ユキビタキを物にしたあたりの倒木に雪…

オオジュリンタゲリのミサゴ

土曜日はネタも尽きて気息奄々となる。 尽きないほうがおかしいのだが、意地である。 何のための意地か自分でもわからないが、習慣というのは恐ろしい。 やめたらこの世の終わりのように思えてくるのである。 でも、救いの神はいる。 奇をてらって贅沢を言わ…

マナヅルもナベヅルも

行くところに行けば、万を超えるマナヅル、ナベヅルの群れがいるようだ。 出水平野だけど、まだこの目で見ていないから。 あぶれたのか、選んだのか、ここにも数十羽のツルが、数羽づつ別れて越冬?していた。 グレーの方がナベヅルと思っていたら違った。 …

昼下がりのトラ◉ズク

思いがけない鳥がいた。 ライファーとの出会いは、それなりに感動的なのだが、何となくはぐらかされた気にもなっている。 同行者が聞いてきたポイントが、その鳥に全くそぐわない。 干拓地の堤防の内側のクリークとその縁の竹やぶだけの場所で、とてもミミズ…

呑気種シベリアハヤブサ

同じシベリアハヤブサを狙っているらしいバーダーさんに狙い場所を聞くと、もう3日見とらん、もう遅いんじゃろうと素っ気ない。 そそくさと離れて行った後、遠くで探しているのが見える。 なるべく邪魔をしないように、カカサギなんぞを狙っていると、ハヤ…

お食事中の亜種シベリアハヤブサ(閲覧注意)

鳥友からの情報で、一昨日隣県に日帰り遠征をしてきた。 同行した鳥友にも別の情報があり、合わせて3つの鳥が目的だった。 亜種シベリアハヤブサは、鳥友に聞いた通りフレンドリー?で、いいショットが撮れた。 他は証拠写真に終わったが、別の鳥も多い鳥見…

飛んでフォーゲルパーク

鳥は飛んであたりまえ。 インコは飛んでなんぼ。 飛んでイスタンブール 飛んでマンデーブルー 飛んでデコタンコーブ 飛んでオチタラフール

屋内飛行鳥またはバーダーの自己弁護

籠の鳥といった言葉があった。 籠の鳥は哀れだという思いだった。 だが、どんな鳥でも、鳥という存在自体を認識しなければ、哀れみも生まれない。 そんな鳥がどこかで生きているという認識が生まれれば、花鳥園というものの存在意義はある。 娯楽と後ろめた…

働く鳥

宍道湖のフォーゲルパークで撮ったショットは使えんよと娘に言われたが、それほどプライドのあるバーダーではない。 鳥は鳥だし、ワーキングバードだし、稼ぎも私よりはいいかもしれない。 鳥の幸せなんて考えたら、バーダーなんていない方がいいんだろうし…

出雲織のき白鳥の里2

能義平野の休耕田のあちこちに、コハクチョウの100羽前後の群れが見られる。 何に驚くでもなく、群れの一部が舞い上がり、移動したり、他の群れに混じる。 雨は上がって、珍しく暖かい日だったが、ここでも大山は雲に隠れていた。 白い大山とコハクチョウ…

出雲織のき白鳥の里1

中海へのコハクチョウのねぐら入りを十分見れなかったのは、餌場の安来平野をそのままねぐらとするコハクチョウが多くなったためらしい。 安来市でも、田んぼに水を張ることでコハクチョウの餌場の安全確保を図っている。 それでそのままねぐらとして利用す…

日野川オシドリランウェイ

日野町のオシドリ観察小屋は米子からのアクセスはいい。 米子道路経由で行くと、大山が間近に眺められるはずだが、あいにく雲に遮られていた。 雪とのコラボを期待したが、小雨がぱらつく程度のまあまあの天気だった。 しかし、おかげで朝食を食べて、ゆっく…

伯備線オシドリラッシュアワー

鳥取の人口密度は最小県らしいが、オシドリ密度は最大である。 鳥撮り県だけある。 ただ、あえて密度を上げている節がある。 地元だと遠くにしか見られないが、根雨(ねう)の観察小屋では眼下にブロイラーのバタリーケージだ。 壮観というより幻覚だ。 伯備…

白鳥のネグラ 米子水鳥公園

出雲のマガンを堪能し、宍道湖北岸をゆっくり辿って、松江を素通りし、境港、美保の松原を経由して米子水鳥公園に着いたのは日没間近の午後4時だった。 ここをコハクチョウはねぐらにし、朝飛び立って安来平野で日中を過ごし、夕方帰ってくる。 その様子や…

マガンさんいらっしゃい

出雲はマガン越冬地としての条件が整っている。 宍道湖をねぐらに、出雲平野を餌場にすれば、そのキャパシティーは申し分ない。 ただそれだけでは、完全ではない。 その地域の生態系バランスや人間社会との共生も大きな条件だろう。 地元の人たちの理解と協…

斐伊川左岸のマガンたち

左岸のマガンの方に行ってみた。 休耕田に数百羽の群れがいた。 少し水を張ってあるのは、泥田にして他の動物が近寄れないようにしたり、マガンを寄せての土壌改良を期待しているらしい。 小さな群れが旋回しながら降りてきて、一緒になったり、別の群れを作…

宍道湖のマガンのねぐら立ち

出雲地方に飛来するマガンのねぐらは宍道湖の湖面だ。 早朝、西側の斐伊川の河口付近から上陸して、平野へと飛んで行く。 今年は飛来が少ないらしい。 この日はなかなか上がって来ず、やっと見えたと思ったら遠い左岸の方からだった。 しかし、予想に反して…

質より量の山陰の旅

連休を家族と山陰に、鳥見を兼ねて旅行してきました。 到着が遅くなったので、翌朝の斐伊川河口からの始まりです。 まだ、整理ができませんから、風景から。 河口右岸から宍道湖 宍道湖の日の出 右岸側の葦原、この上をマガンがとぶ予定 ここに降りてくれれば…

初春のチョウゲンボウ

チョウゲンボウは何度も出したが、正月の姿はなんとなく凛として見える。 メスだからそう言っちゃあなんだが、男前だ。 言い換えれば、端正で颯爽としている。 言い換えれば女前ということになるのかも。 うじうじした男の方が多いから。 今年はチョウゲンボ…

追いかけて、カワアイサ

煽られやすい性格なので、人のエントリーを見て勝手に煽られ、ベニマシコやらハイチュウやらと出かけるが、モノにできず、鳥友に泣きついてカワアイサ、あわよくばコウライアイサと勇んで教えられたポイントへ。 運よく竹林の隙間からのぞいた白い影。 遠い…

初春のタゲリ

正月といえばタゲリだ。 タゲリはおめでたい。 なんとなくおめでたい。 おめでたいのに理由はいらない。 強いていえば、華やかさと飄逸さが同居しているところがおめでたい。 おめでたい老人に、わたしもなろう。

オシドリ夫婦なんてクソ食らえ

明けましておめでとうございます。 今年は元日から鳥見ができました。 鳥見ざんまいの一年にするぞ。