いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

雨と風と霧の中のライチョウ

鳥見のツアーに初めて参加した。
乗鞍畳平でのライチョウ上高地でのコマドリがターゲットの2泊3日の旅だった。
鳥見だから当たり外れがある。
山の天気は変わりやすい、というかほぼ雲の中である。
3000mともなれば、ハイマツしか生えない強風の中でもある。
案の定全く視界がきかない。
バスから降りることなく、未練を残しながら帰りかけたら、参加者の女性が、道路ぎわで何か動いたという。
ガイドのNさんが降りて、ライチョウを探してきて、みんな雨具で身を固め、雨と風と霧の中へと入っていった。
目をこらすと、確かに鶏のようなものがいる。
写るのかどうか、半信半疑でシャッターを切る。
プロカメラマンでもあるNさんが、霧はコントラストをつければ大丈夫だからと励ます。
元の画像を見なければどんな状態かわからないほど修正できた。
どんな天気だって、会えただけで奇跡だ。

イメージ 1


イメージ 2


イメージ 3


イメージ 4


イメージ 5


イメージ 6


イメージ 7


イメージ 8