朝6時過ぎ連れていかれた県民の森の中腹から見下ろす谷間の新緑が鮮やかだ。
到着すると早速遠くの一点を指差して、あそこで鳴いているから撮っときなさいといわれて、高い樅の木のてっぺんに焦点を合わせてみると、たしかにコバルト色の羽が浮かび上がった。
距離にして200メートルはあるだろうか。ここでまず証拠写真をゲットする。
距離にして200メートルはあるだろうか。ここでまず証拠写真をゲットする。
そこからセットしたままのデジスコをかかえてさらに谷間の斜面を数百メートル下り崖の端をたどって別の50メートル先の樅の木の梢と正対する枝が被らないわずか数十センチの隙間から見通せる場所を指定された。
ウーンなんという執念というか強引さ、なんという緻密さというか的確さ。
もったいなさになみだこぼるる。
ウーンなんという執念というか強引さ、なんという緻密さというか的確さ。
もったいなさになみだこぼるる。
必ずここに止まるから撮れたら上がって来なさいといわれてH師は立ち去った。
いそいそと上に戻ると前日の外国からのカンダイ釣り連のサポートを果たされた名人も新緑に疲れを癒されていた。