いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ノゴマの喉に首ったけ

仲間がノゴマを確認してからでも11日、未だ渡りは続いている。 この間、何度山坂十数里の道を越えて通ったことか。 仲間が次々にクリアするのを横目に見て、いつかは自分にも陽の当たる日が来ると悔し涙にくれて来た。 この広い河川敷の、昨日は彼方、今日…

夏鳥キビタキと密接

ノゴマがゆっくりしてるというので、またのんびり出かけて見た。 撮る気があるのか。 先着は、今日はよく出た、一番いいショットが撮れたというが、尻着が入ってからは音沙汰なく、みんなホクホク抜けて行った。 こう日差しが強くては、鳥も暑かろう。 空を…

日陰の花 日向の花

山芍薬が自生しているのを見たのは初めてだ。 自生地はあえて教えてもらわなかったので、偶然出会えて感激した。 野草園などで見たけれど、やはり仄暗い森の中で見ると、白さが際立って幽玄の趣がある。 湿原のサクラソウも満開が近い。 野焼きの後の焼け野…

春愁

由布岳登山口の駐車場がロープを張り巡らされていた。 山に来る人に病人はまずいないだろうし、それぞれ心構えはあるだろうし、どんな不都合があるのかよくわからない。 そうか、世間はもうゴールデンウィークなのか。 確かに駐車場は満杯になってたな。 行…

ノゴマ ディスタンス

ノゴマにつられてきた人はごめん。 ノゴマは出ません。 前日ノゴマの出た場所で、朝6時から待っていたけど、鳴き声もしない。 8時に上流のポイントに移った仲間から、出たとの連絡、すっ飛んで行ったものの昼過ぎまで、また影も形もなし。 止まるはずの枯…

ノゴマは裏をかく

ノゴマ狙いで何日河川敷に出かけただろう。 朝飯を食って、下道を行き、コンビニに寄って着くともう出現タイムのピークは過ぎている。 まだ抜けてないのが救いだ。 葦や諸葛菜の雑草地の地面で餌取りをして、数時間に1回、枯れ葦を登ってくる。 それもほん…

アケビの花

アケビはこどものときから馴染みだが、花はそうしげしげと眺めたことはなかった。 坊主山の水場の斜面にせり出したツルに、薄紫の花弁に濃い紫の蕊の花が盛りだった。 名人の講釈によると、花をよく見ると2種類あるやろ、大きいのが雌花で小さいのが雄花や…

イソヒヨドリと戯れるという自粛

イソヒヨドリがマイブームだ。 今が一番美しい時期のようだ。 声も美しいのを再認識した。 誰も目もくれないのはなぜ。 その方がありがたいが。 後を追い回されるあんたは迷惑かもしれないが・・・

もしかして大穴

なんでこういうときに鳥見なのか。 持病持ちの高齢者には、感染リスクを免れる最適な自粛行動なのだ。 わたしは車中探鳥派なので。 何をしたらいけないのかをわきまえて、何をしたらいいのかは、自ら考えるしかない。 この日は本命のノゴマには会えなかった…

ノビタキ未だ通過中

非常事態宣言下の鳥見は、地元にいる限り、格別変わるところはない。 鳥見は概ね孤独な行為であり、人と密接することも稀だ。 だから花粉症ででもなければ、野外でマスクも必要ない。 鳥との間合いを大事にする行為であれば、 人と距離をおくことくらいなん…

そこに花があるからだ

鳥はクラスターが第一だと思っていたが、クラスターはゴミだとか集団感染だとかイメージが悪いので、花とのコラボに宗旨替えだ。 これがまたいい加減で、鳥と花さえ写っていれば絵になると思っている節がある。 誰が。 旬は花だし、鳥も映えれば一石二鳥。 …

花より団子

桜にはたくさん虫がついている。 ヒヨドリやカラ類がその虫目当てにやって来る。 ヤマガラを見ていると、枝から次々に小さな毛虫を咥えて食べている。 動物食に鞍替えしたのか。 ヒマワリの種にはあまり寄って来ない。 ソメイヨシノは葉桜になっても、すぐ虫…

ミツバツツジの花かげに

坊主山の車道にミツバツツジが植えられている。 花の盛りはもうすぐだと思うけど、なぜか水場の側の何本かだけがなんとなく早々に咲いている。 ちょうど止まり木になるように水場や餌場をセッティングしてあるのだろう、カラ類が止まってくれる。 花が咲いて…

坊主山スクランブル

坊主山が賑わっている。 留鳥がいて、冬鳥がいて、夏鳥が入って、旅鳥も通過している。 それで昨日は6、7台のバーダーの車が入っていた。 ソーシャルディスタンスは十分あるから大丈夫だ。 緊急事態宣言が全国に出されたけど、山に入るのは白い目で見られ…

コゲラの花見

普通なら花見客で大にぎわいの花の名所も、時節柄、閑散としていた。 バーダーとて異を唱えるわけもないが、三密をクリアしている野外活動に後ろめたさを感じる必要はないだろう。 この年になれば、感染すればどれほどの迷惑を及ぼすものかだけは認識してい…

レンゲ畑で捕まえて

繁殖期にはまだ少し早いかとも思ったが、県北に行ったついでにケリの様子を見に行った。 去年は営巣しているところは見当たらなかった。 田んぼが早期に、一様に耕作されていて、居場所がなかったようだ。 その前の年も、ちょっと場所が移っていた。 カラス…

青は海より出でて海より青し

海辺に行くとさし当りイソヒヨドリで保険をかける。 撮りためたイソヒヨドリは探せばいくらでもあるが、先日出会ったイソヒヨドリは、見たこともないくらい青かった。 光の加減で青く見えるだけではなく、青が殊の外深かった。 オオルリはまだ会えないでいる…

アオジと一青窈

この冬はなかなかアオジに出会う機会がなく、今まで写せなかった。 やっとノビタキポイントで撮れたものの、まさに証拠写真でしかない。 それでいいのだ。(バカボンのパパ) 今回のショットは話の枕にすぎない。 もう何年か前に、誰かのブログから芋づる式…

もうすぐお別れ メモリアルショット

何を隠そう、これこそが春爛漫の臼杵城と、越冬を全うしたミヤコドリ6羽との念願のコラボなのだ。 どこにミヤコドリがいるかって? 天眼鏡を持って来てよーくご覧あれ。 ツチヤの看板の右横のゴミ、じゃなかった、点々がミヤコドリさんなのさ。 以下のショ…

守江湾に憩うクロツラヘラサギとヘラサギ

漁港の入り口の消波ブロックに、クロツラヘラサギが4羽とヘラサギ1羽が、大潮で 満潮の潮を避けていた。 出入りする漁船には動じない。 飛び出すのを潮が引くまでの3時間待ったが、時間差で飛び出して群れの飛翔は失敗だった。 餌場は遠くてちょっと見分…

春です 旬です ノビタキです

野鳥で旬を撮るのは意外と難しい。 旬が際立つのは旅鳥の渡りだ。 ほぼ季節毎に通り過ぎるが、いい条件で出会うことは稀である。 いい場所で、いい撮影条件に恵まれるためには、それ相応のキャッチ力が必要だ。 運鈍根である。

雉も鳴かずば

あちこちでキジの声が聞こえる。 ホロ打ちのショットもだいぶ溜まったけれど、あまりこの一枚というのはなかなか撮れない。 レンゲ畑も少なくなった。 キジだけでも華やかなのに、なんとなく地味に見えて来たのはなぜだろう。 メスのシックな感じの方が好き…

リュウキュウサンショウクイにおける贈与の問題

緊急事態宣言も人ごとではないが、偶然目撃したリュウキュウサンショウクイの交尾行動のことも気になる。 オスの求愛給餌と思ったものが、それを事後に与えるという行動に戸惑いを感じているのだ。 擬人化するのは厳に慎まなければならないが、人間社会のや…

イルカは怖いよ

イルカの群れは小魚の群れを岩場の方へ、何度も追い立てては襲撃していた。 あまりまとめて飲み込む風ではなくて、サヨリのような小さな魚を1匹づつ食べているようで鯨飲とは全然違う。 関アジくらいは食べればいいのにと思ったが、最近サバの方は全く釣れ…

イルカが跳んだ

群れで海を泳ぐイルカを見たのは初めてだった。 はるか遠くを泳ぐ姿が見えただけでも感動した。 もっとこっちへ来いと思っていると、なぜか来てくれた。 だんだん欲が出て、向かう先に行けば もっと近づいて来るんじゃないかと、先回りした。 水面を滑るよう…

陸でするホエールウォッチング

海岸線の岩場にはウもたくさんいるので、魚は多いのだろうか。 スピードを上げて近づいてきたイルカの群れは、磯の凹部にまで入り込んできた。 大きいイルカはまさにクジラだ。 車を止めてやってきた地元の漁師さんが、こんな寄ってきたのは見たことがないと…

イカルじゃないの

どこでどう間違えたのか、イルカウォッチングになってしまった。 海岸でコチドリと遊んでいたら、沖にイルカの群れらしきものが見えた。 遠かったが、東に向かう気配だったので、道の駅まで先回りしていたら案の定、魚を追ってやってきて、眼下で漁を始めた…

バーダー vs キジ レース

ノビタキが止まっていた花の名前が諸葛菜(オオアラセイトウ)だと知ったのはほんの1、2年のこと。 今年は土手から河川敷から、延々と咲き誇っている。 見事だが、ノビタキとかノゴマがきてくれなければ意味ない。 河川敷にキジが飛び出したので、片手で運…

磨けばHIKARU

今年はイカルの群れが多い。 野鳥の種類によっては多い年と少ない年のあるのは当然のことなのかもしれないが、安易に温暖化と関連づける必要もないか。 さしあたりは新コロナウイルスだ。 不要不急の外出は避けるけど、鳥見が仕事でよかった。 近場で、一人…

花しめ

桜の下でシメが餌をつついていた。 上がれ上がれと念じていると、桜の木ではないけれど、1羽が木の上に上がってくれた。 桜の花がなんとか写り込んだ。