仲間がノゴマを確認してからでも11日、未だ渡りは続いている。
この間、何度山坂十数里の道を越えて通ったことか。
仲間が次々にクリアするのを横目に見て、いつかは自分にも陽の当たる日が来ると悔し涙にくれて来た。
この広い河川敷の、昨日は彼方、今日は此方と目まぐるしく変わるノゴマの出没地点を、マジックのように探し出す探鳥力。
まさに神様仏様御世話様。
やっと出現のゴールデンタイムに合わせて、朝飯抜きで6時前に一番乗り。
見事出ました、前日と同じ場所。
ただ、それっきりでなしのつぶて。
まだまだ、出るという仲間を信じて、証拠写真や枝被りでないショットを、抜けるまで頑張る。
だから、新型コロナに罹る暇はない。
あ、寝過ごした。