2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧
春の賀来川、雨の中、タシギが佇んでいるところにクサシギがやってきました。 タ「ナンパしちゃろうかしら」 ク「なんで振られちゃったんだろう」 タ「チャームポイントのヒップが見えんの」 ク「俺のどこが悪いんだ」 タ「お前の目は節穴か」 ク」身投げし…
春の川べりでの鳥見は眠くなる。 狭いカモフラテントの中ではどのみち熟睡はできないが、うとうとするのも心地いいものである。 そばでカワセミがチチッと鳴いてハッと正気に返る。 目と鼻の先の彼奴も驚いて飛んで行く。 もう近くには来ないか。 遠くのハト…
アンタ好いとーよ 無茶振りはやめんね 奪って奪ってー 苦しかー もっと吸うちゃってー 地獄やー これは餌場の奪い合いで、人間の勝手な野鳥への感情移入は厳に戒めなければなりません。
オオソリハシシギは案外よく出会う旅鳥だ。 大授搦などに行けば群れでいるし、一昨年だったか近所の浜にも夏羽の1羽が逗留していて至近距離で撮れた。 今津のシギチの中に混じっていたのは、サイズと嘴の形と水に頭を突っ込む採餌スタイルでよく目立った。 …
閑人バーダーには1パーセントの確率でも、日がな1日費やしたって惜しくはない今日この頃ではあるが、潮時を見計らって行けば1000パーセントの確率で会えるシギチは畏くもありがたい存在ではある。 こんな壮観というかバーダーやっててよかったと思う瞬…
ゴミの分別、もといシギチの識別についてのゲームです。 ゴミのような(しつこい)チドリやダイゼンの群れですが、1つ1つに命が宿っています。 丁寧になぞってみて下さい。2羽のオオソリハシシギが混じっていますよ。 右方上辺に嘴の長いダイゼンより少し…
今週はゴミネタでいきます。(以前シギチの群れをアップして悦に入っていると、家人に何これゴミといわれたトラウマから抜け出せないバーダーです) バーダーにとって渡り鳥の群れは永遠の∞、いんにゃロマンです。 ここは宇佐海軍航空隊の演習標的跡の海岸で…
昨日春分の日、ネタ稼ぎで撮ったショットの整理がつかなかったので、在庫の二番煎じの凌ぎネタで間に合わせる。 別に凌がねばならない謂れはないのだが。 カワウは逃げ回るし、見栄えは悪いし、害鳥扱いだし、まるで自分を見ているような気分で同情してはい…
県北のあちこちにハマシギの群れが飛び交っています。 今津干潟もいろいろなシギチが羽を休める場所ですが、潮が悪いと塵芥の遠景といわれても仕方ありません。 そろそろ満潮を見計らっていってみなくては。
水面があればカイツブリがいる。 川でも、海でも、ため池でも、カイツブリだけは飄々と漁をしている。 こんなにどこにでもいるのに、鳥見を始めるまでカイツブリ見たという記憶がない。 どんな鳥も知らないということはいないのと同じである。 小さく剽軽な…
キジの番いに出会った。 キジの場合かりそめの番いだという。 1シーズンにメスはいくつかのオスのテリトリーを渡り歩くらしい。 つまり乱婚なのだ。 キジにはキジの都合がある。 人がそれをみて軽蔑する資格も羨む謂れも手本にする必要もないからね。
この頃涙もろい。 昨日は自分の撮ったモズのショットを見ていたら泣けてきた。 パソコンの画面が涙で曇る。 ああ、俺もあの豆粒みたいなピンぼけカワセミから、こんなアップの飛翔ショットが撮れるようになったかと、そんな陶酔感やら感傷ゆえかもしれん。 …
何も撮るものがないので、河川敷の枯れ野を覗いて見ると、飛んでいたのはモズとホオジロくらいだった。 モズはわざわざ撮りに出向くことはしないが、一応猛禽の端くれなので、いればカメラを向ける。 何か獲物をくわえてくれるとありがたいが、今は狩りより…
ジョビ子の飛翔はあまり狙ったことがなかった。 川辺で必至に飛んでる虫を捕ろうとしている健気なジョビ子を見てると、これが彼女の最良のパフォーマンスに思えてきて、こちらも懸命に動きを追っていた。 なんとかフレームの端に何ショットか捉えたが、最良…
県北の小さな川に旅鳥のはしりかはぐれか、アオアシシギとアカアシシギが来ていた。 ここは年中こんなことがある。 ゴカイなどの餌が多いので中には越冬地として選んでいるものもいるのかもしれない。 近くには広大な干潟や集結地もあるが。
焼け野の雉子夜の鶴という。 いかにも鳥の親子の情愛が深いみたいなことをいうけど、親子共々丸焼けになるのがオチだから、おそらく昔の道徳律のこじつけにでっちあげたフィクションだろう。 ただオスがメスから敵の注意を逸らす行動というのはよく目撃する。…
この冬アトリの群れに何回も出会った。 会えば撮るけど、なかなか一筋縄ではいかない。 逆光ダメ、空抜けダメ、コントラスト強いのがダメ、バックが近いとダメ。 設定もSS遅いとダメ、被写界深度が浅いとダメ。 日曜に県北で出会った群れは格好の条件の場所…
ハジロカイツブリの冬羽は地味な無彩色だ。 あの金栗色の飾り羽はこちらでは見られないものと思っていた。 週末会合をど忘れして県北に出かけると、2週間前の冬羽から一気に夏羽に衣ほすてふハジロカイツブリがいた。 派手なのか地味なのか、でもかっこいい…
ジョウビタキは名前からして時代がかっている。 ヒタキと来れば火打石、目明かしのおかみさんが旦那の背に向かってカチカチやるやつ。 だからメスはわたしには東映時代劇の女優さんのイメージである。 丘さとみ、桜町弘子、大川恵子、高千穂ひづる、千原しの…
そんなもんはありませんが、ハクセキレイは雌雄の判別がしづらい個体が多いです。 野鳥は人間様の都合なんて考えていませんが、人間の方はそこら辺をはっきりさせないと居心地が悪いらしいです。 アバウトなバーダーはバーダーの資格がなくて万年ビギナーで…
なにせ週末鳥見ができなかったので、撮り立て旬なショットは払底中。 仕方なく断捨離寸前の塵芥ショットでも復活させて糊口をしのごうか。 かみさん曰く、ゴミと変わらんやん はぐれチュウシャクシギ 近すぎちゃって困るの~ イソヒヨドリ♂ 遠すぎちゃって困…
冬場はどこにいてもツグミにだけは出会う。 ほかの鳥を狙っていると、知らぬ間にそこにツグミがいることもある。 県北の田んぼや干潟には群れている。 公園や磯では1羽ずついる。 いるけどあえてレンズを向けることはしない。 どこにいてもツグミはツグミ。…
鳥だって二足歩行である。 手を使わなくても飯だって食える。 おまけに飛べる。 驕るな人間。 野鳥の歩き方には2種類あって、ウォーキングとホッピング。 地面で餌を食べるのに多いのがウォーキング、足を交互に出す歩き方。 肩を足といっしょに前に動かす…
カイツブリ科の鳥類も夏羽の方が冬羽より派手だ。 渡りにかかると夏羽になるのかもしれないが、まだ地味な冬羽だ。 あちこちの漁港に数羽ずつで見ることが多い。 静かな海で見かけると、春の使者のような気分になる。 赤い目がチャーミングだ。
シジュウカラには毎日会っている。 庭の山茱萸が咲いて、ここに似合うのはシジュウカラだと決めているのだが、たまに止まってくれても枝被りや暗いうちで絵にならない。 昼間は逆光で駄目だし、朝のワンチャンスは限りなくゼロに近い。 しかし、鳥見というの…
ハシビロガモ 嘴の形が変ですが、口の中の歯の形も梳き櫛みたいになってて、これで泥を濾して餌を採るしくみになっています。 それに鳥の嘴というのは一番敏感で繊細な器官らしいですよ。 上野の不忍の池に来るやつはすぐそばで見れるけど、ここらじゃ警戒心…