いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

スモッグ ときどき スコール

タクシーの運転手さんが、どんよりしてるのはインドネシアでの焼畑の煙だとぼやいていました。 30年で、島全体で85%あったジャングルが5%近くまで、アブラヤシプランテーションに変じたとのこと、野生生物も棲み場を失っていきます。 5日間、毎夕あ…

中国の後家山

キナバル山(標高4095m)は中国の後家さんという意味だとか。 キナバル公園のポーリン温泉のまわりには原生林、ラフレシア、キャノピーなど、いくつもの見所はあるんですが、ただ、温泉はあってなきがごときものでした。少なくとも別府の人間を連れて行くべ…

ジャングルからの帰還

はじめての海外への鳥見ツアー、やっとへとへとになって生還できました。 うす暗い、鬱蒼とした樹林に隠れた野鳥を、ばっ撮りでなんとかいくつかものにできただけでも上出来だったと思います。 これは最大の収穫だった、キナバル公園の山岳植物園の小川で出…

旅鳥気分を味わいに

今夜南へ旅立ちます。 日曜日まで更新は滞ります。たぶん。 そんなに遠目の鳥ばかりじゃかわいそうと、足腰立つうちに、そこらじゅう鳥だらけのところに連れて行ってくれるというので。 でも重い機材をかかえて、飛行機が離陸してくれるかどうか、帰って来た…

いまさらですがアマサギで

田んぼにはいろいろなサギの群れが顔を出しています。 アマサギの群れが多いようですが、中にチュウサギやコサギ、アオサギも混じっています。 一度に飛び出すと、それはきれいですが、飛翔はやっぱり飛翔を撮るつもりでスタンバイしてないときちんとは撮れ…

ムナグロ いまはもう秋

ムナグロのいた田んぼは、休耕田というか放置田というか、稲の葉が不揃いに茂って姿が隠れ、どれも部分的にしか写せなかった。 でも側面の白いラインはよくわかるので、ムナグロと識別するのは問題ないだろう。 これも夏羽を近くで撮りたかったなあ。

当然当年当てずっぽう

先の日曜日、干拓地の休耕田には、いろいろな旅鳥が姿を見せていました。 遠くて小さいので、なかなかフォーカスが合いません。 同じ鳥のように見えましたが、帰ってよく見ると、少しずつ違います。 胸の色が少しずつ違いますが、トウネンだと思います。 胸…

ソリハシシギパーキングエリア

満潮の寄藻川河口の上流のコンクリートブロックに旅鳥のソリハシシギが今年も群れていました。 春秋渡って来るので、生活時間は中継点の方が長いんじゃないかと思う。 でも入れ替わっているのかも。 ソリハシシギはわかりやすくていいなあ。 対岸に回ってみ…

ヒヨドリの巣立ち

昨日の朝、仕事に出ようとすると、二階から降りて来た家内が「ヒヨドリの雛が並んじょるよ」と教えてくれた。 ときどき、こんな風に出し抜かれるようになってしまった。 門前の小僧だ。 寝室の前のソロの木(イヌシデ)の枝に4羽の雛と親鳥が止まっていた。…

ハゼによるキアシシギの食性の研究

キアシシギが山国川の河口の泥干潟にたむろしていました。 キ「ここで腹ごしらえして、旅を続けよう。」 ハ「あいつらオレを食いたいんやろうな、うまいんやけん」 ハ「ちょっとからかってやるか」 ハ「ほら、豪華ランチが見えないか」 ハ「ノーリアクション…

ケリの里 大きくなったかな

お盆の中日、気になっていたケリの成長具合を見に、海岸部の帰りに寄ってみました。 さすがにこの日は農作業もお休みです。 あちこちにケリの姿を目にすることができました。 稲の中は暑苦しいわ。 あたいは大きくなったらAKB48に入るんだ。 ステップだって…

昨日ゲットした鳥ネタ

そろそろ旅鳥のシギチが立ち寄る頃と、宇佐の干拓地や河口にいってみました。 ついこの間出会ったシギチがもう渡りの途中でした。 夏鳥や留鳥もいて、1週間は鳥ネタでいけそうです。 アマサギはあちこちで群れていました。飛翔は撮れたのか(^^;) ソリハシ…

虫花コラボでとりあえず

ネタのないときの虫と花。 日曜にネタを仕込んで1週間もたせるわけで、終りの方になると、鳥ネタは出払って、虫さんに頼るのが一番重宝なんですね。 ちょっと近所の公園にいけばすむことなんで。 公園職員のみなさん、虫さん、いつもありがとう。 日本中を…

瀬の本高原の鳥2

コヨシキリも高原で繁殖する夏鳥で、九州ではここらでしか、あまり見られない。 オオヨシキリほどはうるさくないが、わりと人のいる辺りをうろうろするので写しやすい。 幼鳥のようだ。 セッカはあまりいいショットがなかったので前の分の残り物を使う。 鳥…

瀬の本高原の鳥1

九州では、ここにしかいないのはコジュリンですが、ほかにもいろいろな草原の鳥がいます。 ちょっと遠いけど、野鳥日照りの夏場には鳥見の格好な(撮れなかったけどカッコウもいます)ポイントです。 コジュリンのメス ユウスゲには遅いけど、秋の花にはちょ…

鳥見余録~納涼スポット2

小国の遊水峡は滑らかな岩盤河床が延々と続き、崖からしみ出した清水が滑を洗う、四季それぞれの景勝地です。(小国町からは一銭ももらっていません) 夏はたくさんの納涼、水浴客であふれています。 親は疾うに 午睡に入れり 川遊び 遊水や 河床延々 涼延々…

飛べ!コジュリン

九州で唯一のコジュリンの営巣地。 ユウスゲが終わって、そろそろ雛たちの巣立ちのときのようです。 親鳥がせっせと餌を運んでいました。

鳥見余録~小国納涼スポット

小国町が好きだ。 いまは道がよくなって、宝泉寺から15分でいける。 阿蘇の帰りには、小国をまわって帰る。 廃線になった宮原線の駅舎の跡地に立つ小国ステーションで弁当を買う。 車で10分ほどの鍋ヶ滝に行ってみた。 滝涼し 涼しき人の 集いけり 若気…

コジュリン 撮ったような撮らないような

もう盛りを過ぎただろうと、阿蘇のユウスゲの丘にのんびり出かけると、まだたくさん花をつけたユウスゲが咲き誇って、ただもう萎む時間でした。 でも、鳥たちはいま、子育て真っ最中。せっせと餌を運んでいます。 ユウスゲはお休みの時間 バッタをくわえたコ…

御開蝶 大盤振る舞いだよ

鳥ネタをはずすと、エントリーがはなやかになりますな。 今日は、また瀬の本にリベンジにいってきました。 そっちはちゃんと撮れてたら明日からアップしますが、地味な鳥だし、ユウスゲとのコラボもなしだし、ネタ切れ用に撮っておいた虫さんの方が評判よか…

夏・夏・夏・夏・ここ夏

なんのブログですか。ここ夏って? 心配ご無用、冷房無用 一目瞭然、簡単明瞭、 心頭滅却、暑気退散 鳥頭苦肉、野鳥撫録 滝仰ぐ 上半分と 夏の空 水塊の 涼気生じて 霧散せり 呆けし日 たしかにありや 遠花火 遠花火 こころあらずば 見逃せり 花火にも さび…

ねぐらへ帰るムクドリ100羽

近くの公園に、若鳥を交えたムクドリが朝から採餌に訪れます。 ムクドリのねぐらは、3キロほど離れた国道沿いのタワーです。 日が暮れかかると、あちこちから群れが集合して、一定のルートでねぐらに向かいます。 ルートも群れの数も毎日少しずつちがいます…

飛ばんで手に入る夏の虫

ナナフシが網戸に止まっていました。 9節あるようだけど、頭と尻尾は省くのかな。 前足が片方ないみたい。 八日目?のクマゼミ 庭にひっくりかえっていたのを木に戻したのだけど、ご臨終でした。 こどもの頃はクマゼミはめずらしかったのが、街路樹で大繁殖…

夏の阿蘇くじゅう国立公園

大きく出ましたが、わたしが見るのはマクロレンズのアングルのみ。 それで世界がわかる・・・ 鳥が飛んでれば、自ずと視線は背景までいくから、すべてが見えるのに・・・ 青い鳥を探して、今日も行く~ ♪あなたは夜更けに来て 朝帰る~(ゆうすげの恋) ♪花…

夏の朝

ヤマガラでも来てくれないかと待ってるが、彼らも夏バテなんかしらん。 もうすぐ立秋、それまでなんとか凌がんとて、マクロをかかえてえっちらこ。 夏の定番朝日にきらめくツユクサの花弁の裏側。 どこから出て来るのか、カタツムリはナメクジよりいいわ。 …

ゆうすげの恋

ゆうすげの 花を咲かせて 由布暮るる ゆうすげや 朝(あした)は知らぬ 恋もある 短夜や ただ深々と 咲ける花 ゆうすげや 思いのたけを 朝(あした)まで ほおあかの ゆうすげよりも 蓬(よもぎ)かな ゆうすげや 浅黄に染まる 鳥もなし 誰知らず ゆうすげの…