いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

カヤクグリはカヤクグラズ

鳥見をしてると、鳥のことを何も知らないなあとゼツボー的な気持ちになる。
鳴き声はわからないし、鳥が出ていないときは、どこでどんな暮らしをしてるのだろうか、どういう具合に環境と馴染んでいたり、抗っていたりするんだろうか。
何も考えず、何も感じずに、漫然と生きて、従容として死んでいけるものだろうか。
鳥を哀れむより、羨ましくなる。
知る必要はないにしても、鳥に寄り添っていければ、いくらか鳥の気持ちや、振る舞いがわかってきはしないだろうか。
カヤクグリが現れてくれると、何となく鳥との距離感が縮まったようで嬉しくなる。

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