いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

ツクシガモのルーチン

行き当たりばったりのバーダーがいうのも何だが、鳥にはルーチンがある。
それを事前の情報収集よって把握しておくと、鳥見も効率が上がる。
餌場、採餌の時間、水浴の頃合い、ねぐら入り、移動ルートなどなど。
季節や天候、実りの裏表による変動もある。
水鳥になると、潮の干満や潟の地形などでも変わってくる。
ツクシガモの群れの飛翔が撮りたくて、度々新浜海岸に出かける。
満潮時、ほとんどのツクシガモが同じ場所に退避する時がある。
潮が引き始めると、小さなグループごとに三々五々、餌場に分かれて行く。
その通り道の一つで待ち構えるのが、最も条件がいい。
鳥の考えることは分からないというのが原則であるが、人も二本足、鳥も二本足、その程度の類似はある。
片思いのみよちゃんを、帰り道の電柱の陰から盗撮する高校生のような気分にもなれるのだ。
バーダーはいつまでも片思いではある。

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