いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

浜のチドリ

千鳥という呼称に思い入れがあった。
きっと貧しく哀しいときに口遊んだ童謡と連動していたからだろう。
この年まで、実際の千鳥の振る舞いを見たことはなかった。
いまハマシギの群れを見ると、センチな気分より、壮大な旅をする健気な鳥のイメージしか浮かばない。
わたしも感傷とは縁遠くなってきたようだ。
千鳥は浜辺を群れ飛ぶ鳥の総称だが、チドリ科の鳥やもっと広くシギ科も含めたチドリ目の鳥も指すようだ。
冬鳥か旅鳥で、浜辺でも混群のことが多い。
それでも浜では陸の方にシロチドリ、波打ち際にハマシギ、浅瀬にダイゼンオオソリハシシギというふうに居場所が分れていることもある。
今回はダイゼンの姿がほとんど見えず、ハマシギとシロチドリ、キョウジョシギの混群だった。


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黒っぽいのがキョウジョシギ
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シロチドリが1羽
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同じくシロチドリが1羽
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