いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

名残りのタゲリ

県北に行けばタゲリに挨拶しなければならない。

いつ見ても幸せな気分になれる。

鳥はなんだってそうだが、シンプルな意思でシンプルに行動する。

年を取るとそんなことに感動する。

山川方夫という作家の作品に鳥と人とを行き来する学者の話(博士の目)があった。

そこに鳥には関係はあっても絆はないとある。

なんのしがらみもない鳥だって、自然の摂理で生きる不自由はあるだろうが、その生き方は潔い。

多分、則天去私の境地に違いないと信じている。