ゴールデンウィークの御池で金御岳のサシバの渡りの壮観さを教えられて、もうスケジュールは決まっていた。
天気予報は雨だったし、台風も近づいていたし、地元のRさんからも延ばした方が賢明とアドバイスされたが、わたしはいつもの楽天的希望的観測に賭けた。
そして、なんとか鷹柱日和を呼び込んだものの、前日のカウントはわずかに7羽ということで、肝腎のサシバが東側の谷に入った気配はなく、西にかかった虹を眺めて悲嘆の涙にくれた。
朝1番で上空高く5、6羽のサシバが通過するのを教えられたが、心眼で見なければ捉うべくもない遠さだった。
9時までのゴールデンタイムに谷底から舞い上がる鷹柱の影を拝む術はなかった。
天気予報は雨だったし、台風も近づいていたし、地元のRさんからも延ばした方が賢明とアドバイスされたが、わたしはいつもの楽天的希望的観測に賭けた。
そして、なんとか鷹柱日和を呼び込んだものの、前日のカウントはわずかに7羽ということで、肝腎のサシバが東側の谷に入った気配はなく、西にかかった虹を眺めて悲嘆の涙にくれた。
朝1番で上空高く5、6羽のサシバが通過するのを教えられたが、心眼で見なければ捉うべくもない遠さだった。
9時までのゴールデンタイムに谷底から舞い上がる鷹柱の影を拝む術はなかった。