いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

まだまだまだハイドの鳥 キビタイヒヨドリ

わたしたちは基地と呼んでいるが、ハイドというのは誰にでも簡単に作れるものではない。
例えばヤマセミ用の基地のことを考えてみても、ヤマセミがいたからハイドうぞというわけにはいかない。
ヤマセミはいつも居場所を変えているし、辺りの状況が変われば警戒する。
なぜそこに来るか、いつ来るかということを考えなければならないが、それにはヤマセミの習性について熟知しておく必要がある。
Iさんはじめグループの先輩たちは根っからのナチュラリストで、水深や流速や川底の石のコケのつき具合などから落ちアユの動勢を推測し、ヤマセミの今秋の餌場を見透かして、基地の場所を事前に選定するのだ。
もちろんヤマセミにストレスを与えない基地そのものをつくるのにも練達のノウハウがなければならないし、フォトグラファーとしての視点からの配慮もしなければならない。
わたしはそんな基地の恩典を享受できる幸運に恵まれたことにいくら感謝してもし過ぎることはないが、もし仮に、タイのハイドの3倍の利用料を払うことにも吝かではない。

キビタイヒヨドリ(Stripe-throated Bulbul)
もう1つのハイドでも撮ったが、ここでもヒヨドリ類は大きな顔をしていた。
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