いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

漁港のハジロカイツブリ

ハジロカイツブリは地味な鳥だ。

冬鳥だから夏羽の派手な彩りを見ることはない。

でもわたしは好きだ。

冷たい海に潜りながら、少しだけ春の兆しを漂わすからだろう。

一旦潜るとどこに浮かび上がるかわからない。

それを当てるのも暇なバーダーの慰みなのだ。