アオシギはバーダーにとって難度の高い鳥だ。
ぼっちで中国奥地から日本の山間部の渓流に渡ってくる稀有な冬鳥だ。
迷彩のシックな柄も奥ゆかしい。
鳥友の今季初認から1か月近く、8度目のチャレンジでやっと出会えた。
自宅から1時間半、隣県に入った県境のあたり。
会いたい気持ちはやまやまだが、会えなくたっていい。
楽しみを先延ばしにしてるだけだとやせ我慢。
でも、ついに会ってしまった。
アオシギとの縁が切れたようで、達成感の中に喪失感が兆す。
赤飯の代わりに、いきなり団子を1パック食って腹がもたれる。