いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

メジロ祭り

メジロもこんなときでないと撮ってやれない。 梅や河津桜にはやはり鶯色のメジロが似合う。 まあサービスが違う。 朝から晩までピロピロ花の蜜を吸っててくれる。

カナダヅルの逗留 2

田んぼで採餌していたカナダヅルは何かを警戒して飛び去ったが、堤防道路に上がると近くの干潟に降りているのが見えた。 干潟がねぐらになっているのはここに来る他のツルの時と同様だろう。 まだ昼なので、またすぐに飛び立って田んぼに戻って行った。

カナダヅルの逗留 1

ヤツガシラの探索に県北に行くと、運良くカナダヅルの撮影 に来た仲間と遭遇し相伴させてもらった。 付近の人はいつものナベヅルと思っていた節があって、もう2週間以上も前から居続けているらしい。 バーダーだけが知らずに、昨日は新聞にも2紙に出てた。…

トラちゃんに乾杯

以前はよく出会えた近くのキャンプ場のトラツグミ、最近冬場のキャンプが盛んになって、もう来ないかと思いつつ、ときどきのぞいているとツグミの中のひときわ大きいやつが飛んで逃げた。 しばらく待つとまた姿を見せたのがあの懐かしいトラちゃんだった。 …

夕映えのオオノスリ

オオノスリの情報をもらってもなかなか腰をあげなかった。 ノスリという名前になんとなくテンションが上がらなかったこともある。 陽気が良くなって、 ドライブがてらに出かけて見たが、やっと現れたものの遠い。 おまけに何時間も動かない。 夕暮れ間近にな…

種継代リレーのバトンタッチ

鳥の交尾の専門家なわけないが、カモ類の交尾のタイミングがつかめるようになった。 鳥の交尾は例えるならリレーのバトンタッチのようなものだ。 愚直さと確実性を重んじる。 なんとも潔いというか清涼感がある。 擬人化することがいかに愚かなことかわかる…

キレンジャクの誘惑

博士号の例えのように、キレンジャクも足の裏についた飯粒みたいなものかもしれない。 とったからと言って食えるわけではない、かと言ってとらないと落ち着かない。 で、こっそり出かけてみると、先着の仲間があらぬ方向にカメラを向けていて、近づくのを制…

早春の山野草

パソコンを修理に出しているのでストックからの現像、修正がまだできない。 修理代見積もり次第では買い替えになるのかも。 そんなことになれば泣くしかない。 応急ネタを探しに山野草園に行ったら、昨日までは一面真っ白だったのにと気の毒がられた。 福寿…

どこかに萩色を妄想する

しばらくぶりのユキハギのチャンス、勇んで上がった霧氷と雪の山頂に、残念ながらハギマシコとの出会いはなかった。 まだ越冬中なのは確かなのだが、どうもタイミングがわるかったのか、霧氷は余計なのかしらん。

牛になるよ

あんた、食事の後なんですぐ横になんのよ。 考え直そうかな。 パソコン不調で入院中。 退院まで更新は滞りますので、適当にご訪問下さい。

山の神社のヒレンジャク

この神社のある高台にはヤドリギが豊富にある。 それはつまり鳥おそらくヒレンジャクの長年の垂れ糞散布の賜物であろう。 そう考えて正月神社に参拝して鳥運を祈願した。 その後まもなく神社の手水鉢に降りるヒレンジャクを目撃した。 かれこれ3週間、餌は…

静かなる川

鳥を観察するときに擬人化は禁物である。 とはいえ楽しむ分には何を考えても自由である。 いわばストーカーみたようなものかもしれないにしろ、それなりの理解と節度は必要だ。 逃げられては楽しめない。 自分を人だと思わず、一本の立木になりたいところだ。

その後のミコアイサ

県北の 遊水池でミコアイサを見かけてもう3週間になる。 メスもたくさん入っているらしいがいまのところわたしは同時には3羽しか見ていない。 色々な鳥が身近に越冬してくれるようになるとうれしい。

オシドリの熱い川

おしどり夫婦などと言ったら笑われる。 少なくともバーダーには。 けれどもそんなことは人間の衰弱した文化的色眼鏡で見た僻めにすぎない。 この清々しいバトルロワイヤルこそ生命の讃歌なのだ。 勝者も敗者も種の連鎖という使命にかけた泡沫だとしても。

梅の花とヒレンジャク

ヒレンジャクが水飲みに来る神社の手水鉢の上に小ぶりの梅の木があって、たまにそこで順番待ちして降りて来るものがいる。 水飲みのショットはいい加減飽きたので、いまはキレンジャク待ちだが、それだけでも間が持たないので梅コラボに回ると今度はチェック…

大分の冬 オシドリの川

オシドリを撮るならここと決めている川があるのだが、ここ何年かさっぱり出会えなかった。 豪雨の時の増水で河岸や川底が荒れ、餌がなくなったせいかもしれない。 つい先日駄目元でのぞいたら、20羽ほどの群れがまた戻っていた。 おかげで、透明度の極まっ…

木のてっぺんのマヒワを撮る方法

松の実は鳥の食い物と思っていませんか。 割と高価だからわざわざ食おうと思う人はあまりいないのかも。 松の実ごはんは高級料亭の〆だったな。 ビビン冷麺にも入っていたな。 人も2本足なら食っていいんじゃない。 羽はなくても松の木に登る必要はなかろう…

早春のルリビタキ

ミソサザイを追っていたら 、その先の岩の上にルリビタキがいた。 マンサクに止まってくれたらいいコラボになったものを、そううまくは行かないので、せめて並べて上げるので季節感を感じて欲しい。 まだ寒かったという証拠写真も。

イカルの日

イカルとの関わりにはいくつかの段階がある。 イルカなら知っちょる 名前は知っちょる 公園で鳴いちょるやつやな 群れでおるわな 顔がいかついな イスカも知っちょる つきあっちょる イカルの日がある

遊水池の異色の鳥

県北の干拓地の遊水池はかなり広い。 ここのメインメンバーはオナガガモ、ハシビロガモ、オオバン、カイツブリなどだが、ときにはレアなシギやカモが入る。 ツルシギやセイタカシギが長く逗留することもあり、アジサシに出会うこともある。 だから県北に 出…

ミソサザイに春が来る

渓谷を覗くとミソサザイが家探しをしていた。 入り口と出口は違うようなところでなくてはならないらしい。 確かに出て来るところの予想がつかない。 まだ囀りは始まっていない。 オスが巣穴を物色し、メスを連れてきて気にいってもらうとカップル成立し、あ…

花芽盗人

ヒーホーと鳴き声がする。 正直者の盗人だ、いや盗鳥だ。 花芽を食べるのにハギマシコもいたな。 なんとなく雅びなイメージだ。 尾羽に白い線だから亜種アカウソ。

傷だらけの侘助

蜂は蜜を吸うが花を傷めないと書いた書が市立図書館に飾ってあった。 なぜそんなことを憶えているかというとそれを書いたのは、同級の書道部の女生徒だったからだ。 すごいこと書くなあと随分大人に見えた。 今年は花の当たり年の侘助は咲く端からメジロにぶ…

黄色いのはお好き?

今回はパーツを組み合わせて全体像を想像してね。 尾羽の黄色味があれば、それがキレンジャクの印。 ヒレンジャクとの微妙な距離感で割とわかりやすい。 再チャレンジしよう。

イソヒヨドリのメスだって

鳥というのは意表を突く。 神出鬼没のとこがある。 町の近場の狭い海岸も、だからワクワクさせてくれる穴場である。 大抵なにごともない。 あったらバーダーが押しかける。 いつも挨拶に出て来るのはこのメスのイソヒヨドリだ。 そろそろあのシギたちが迷い…

タゲリの一番似合う場所

タゲリのショットは無数にあるがほとんど泥田の中だ。 せめて緑の草地とか花とのコラボと狙っているけれど 、タゲリの習性とはそぐわないのかと諦めかけていた。 水際に車を寄せるとカモが飛び去った後にタゲリが1羽残っていた。 ひょっとしたら飛び立つの…

クロツラヘラサギとヘラサギ

クロツラとヘラサギでは飛来数が少ないのはヘラサギだが、世界での絶対数が少ないのはクロツラだ。 2012年で確認されているのは3000羽弱だという。 県北にはクロツラが16羽越冬していたが、先日寄藻川河口にヘラサギ3羽とクロツラ3羽が入っていた…

早い春

前日は途中で吹雪いて慌てて引き返したが、この日は路上の雪はほとんど消えてドライブ日和だった。 春を探しにというより雪を探しに行く気なのに、もう何もかも前倒しの春だった。 カケスの家族が地面を漁っていたが、やっと1羽だけ捉えた 南小国のIさんの…

イソヒヨドリはなぜ青い

イソヒヨドリは間違ってヒヨドリなどと命名されてはいるが、実はオオルリなどと同じヒタキの仲間なんだそうだ。 だからという訳ではないが、青い構造色のDNAを持っている。 こんな青いやつに出会うと幸せな気分にならざるを得ないではないか。

トラトラトラ

先日の場所では2羽のトラツグミを見た。 以前に見たことのある別の数カ所のポイントを探したら、去年見た城址公園で何回目かの訪問でもう1羽に再会した。 新しいネタではないが、旧友との再会よりずっと嬉しい。 彼らが無事でいることは大変なことだから。 …