いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2020-01-01から1年間の記事一覧

ミヤマホオジロの面目

何者かに壊された名人苦心の水場が修復されるや、越冬に戻ったミヤホが早速水浴びにきてくれた。 濡れしょぼれてもさすがミヤホ、貫禄が削がれない。 ハゼの紅葉の中でも、黄色のトレードマークは輝いていた。

ミユビシギの振る舞い

ミユビシギは大抵、数羽の群れで波打ち際で波に合わせて行きつ戻りつして採餌していることが多い。 ここでは波が浸した砂州で何かを漁っていたが、小エビを見つけて取り合いをしていた。 ハマシギは無関心だったから常食にしているものでは内容だ。 ミユビシ…

守江湾のシギチ

県北や佐賀の干潟とは比べものにはならないが、ここ近場の八坂川の河口にも潮が引き始めると現れた砂州に、数十羽のハマシギやミユビシギ、トウネンの群がやって来て採餌を始めた。 ハマシギ ミユビシギ トウネン ハマシギ

まだそこにいる落ちアユ

雨が上がると魚の動きが活発になり、川面にアユが跳ねて描く波紋があちこちに広がる。 そこらを狙うがピントが定まらない。 暗くて速い魚の動きも定まらない。 MFにしてさざ波の立つあたりにピンを合わせ、跳ねた時にプレ連写のシャッターを押す。 やっとそ…

まだそこにある過去

魚が跳ねているショットは諦めていた。 せめてカワセミの飛び出しをと手ぐすね引いていたが、待てど暮らせど来ぬカワセミ。 鳥待ち爺のやるせなさ。 川にはまだ小さいながらアユの群れが跳ねている。 そこで思いついたのが、アユの跳びもの。 簡単じゃないが…

喧嘩するほど仲がいい

オシドリはしょっちゅう喧嘩している。 オス同士は力が拮抗していて勝負を挑むと、胸を反らせて押し合いし岩場から追い落とす。

オシドリと波紋

オシドリがたむろする淵は、流れが穏やかでオシドリの 生み出す幾何学模様が面白い。

オシドリ夫婦の真似をするな

大人はくれぐれも真似をしないで下さい。 溺れ死んでも責任は負い兼ねます。

オシドリのいる渓谷

大野川に注ぐいくつかの支流が、一番お気に入りのオシドリ鑑賞ポイントだ。 何といっても水の清澄さが 抜群で、オシドリも映える。

そこに止まり木があるからだ

止まり木はヤマセミにとって必須のものだ。 寝る、休む、飛び込む、食べる、水浴びする、愛を囁く、生活の全てが止まり木に依存している。 止まりやすいポイントがあるとまず試してみる。 長さは、太さは、硬さは、弾力は、曲がりは、反りは、などなど・・・…

鶏頭がそこにあるから

ヤマセミと鶏頭の花がなぜコラボしているのか。 それが不自然だと思う人はいささか想像力を欠くと言わざるを得ない。 ヤマセミのCrested KingfisherのCrestedは、鶏頭のという意味だ。 ちゃんと相関しているのである。 なぜ鶏頭の花がそこにあるのか。 それ…

クロツラヘラサギ 守江湾に逗留中

雨で行くところもないので納屋漁港にミヤコドリの様子を見に行くと、春にも潮を避けていた消波ブロックに、4羽のクロツラヘラサギが休んでいた。 4月は6羽だったけど。 少し潮が引くと3羽が砂州に移動して、羽繕いをした後採餌を始めた。

清流の紅葉オシドリ

奥豊後の渓流にオシドリを見に行った。 ここ数年餌のドングリが少ないせいか、渡来するポイントが様変わりしている。 でも大野川の支流は、どの川も晩秋は水が澄んで目が洗われる。 紅葉も時期が早いというより、青枯れしているものが多い。 まあオシドリが…

ムギマキがやって来た

鳥見の醍醐味は発見ということだろう。 俳句と同じ、季題を見つけること。 つまり旬に触れることだ。 旅鳥はことにそうだ。 まだ、誰も見てない旬を見つけた時の感動はひとしおなのだ。 自分一人ではなかなかそう上手くはいかないが。 ムギマキとなると、こ…

飛び出しはプロキャプチャーにおまかせ

反射神経の落ちたロートルバーダーにはプロキャプチャー機能は必須アイテムだ。 飛び出しや飛翔撮りにはなくてはならない。 カワセミはしばらくご無沙汰だったが、川べりのいいところに止まっているのを見つけて試したら、なんだか呆気ないくらい上手くいっ…

冬の使者 チョウゲンボウ

見慣れた鳥でもその年の初見の時は嬉しい。 無事に戻ってきてくれたという安堵感と季節の到来を肌で感じる捕捉感だ。 それが鳥見への活力となり、五感のバランスをもたらす。 何かと出会いを求めることが、生きる証だと思う。 チョウゲンボウ♀

ヤマガラハウスのゴジュウカラ

県民の森の管理事務所の先の狭い空き地に、小さな観察小屋が建てられ、野鳥の好む樹木が植樹されたのはほんの数年前のことだったが、もうかなり鬱蒼としてきた。 その側の道路脇にカラスザンショウの木があって、実の熟れるころたくさんの野鳥が入る。 ヤマ…

STOP the コロナ

なぜかコスモス園に鳥も蝶もいなかったのは残念だったが、少しウォーキングはできたからよしとしよう。

瑠璃より深し

まだ去って何日もならないけれど、今季もよく楽しませてくれた。 ヘッポコバーダーを鍛えてくれたといったほうがいい。 あんたをそれなりに撮ることが、バーダーに与えられた使命なんだから。 どの分野でも青は深い。 ただ、カメラテクニックというより、い…

ノビタキに出会い過ぎた日

県北に行くと、あちこちの田んぼや空き地でノビタキに出会う。 渡りのピークなんだろうか。 他に入っているものもないので、プロキャプチャーの練習台にさせてもらった。 1度に35枚残るので消すのが大変だし、次のショットまで時間が空くのが難点だが、カ…

南阿蘇の高原にて

別にノビタキ探索をしているわけではないのに、目に入るのはもビタキばかりの探鳥行だった。 最後に会ったノビタキはまだ赤銅色のオスだった。 ワイヤーと草むらを行き来するので、あまりいい絵にはならなかった。 よく狐と出会う牧草地で、また顔を出してく…

瀬の本高原のノビタキ

別に印象派風ショットを狙っているわけではないが、逆光でなかなかピンが来ないので、全くピンを外した画像と並べるとそれなりにカムフラージュできやせんかと・・・

高原のノビタキ

九重高原では、堰を切ったように行楽客で溢れている。 人のことはいえないが、なるべく人のいなそうな場所を選んで走る。 山頂の方はほぼ紅葉もピークのようだ。 千町無田では何羽ものノビタキがまだ飛び交っていた。 アトリやニュウナイスズメの群れを探し…

キビタキのホバリング

ノビタキのホバリングはどの房に行くのか検討がつかないので、なかなか面倒ではある。 狙い定めた場所でやってくれるとストップモーション みたいなもので、連写しとけば歩留まりはいい。 まあ似たようなショットになるのは仕方ない。

秋雨ヒタキ

雨降りの鳥見はときにうれしい。 柑橘の芳香が食欲をそそるのか、いろいろな鳥がカラスザンショウのきにやって来る。 なんのパフォーマンスを見せてくれるわけではないが、雨の中のしっとりした情感はバーダーの胸に沁み入る。 エゾビタキ キビタキ♀

ジョウビタキ 晩秋の使者

ジョウビタキの声を初めて聞いた日のことをよく覚えている。 10月の半ば、所用の仕事を終えての帰り道、どこからかカチカチという音が聞こえる。 音のする方へ近づいて見上げると、それが知らない鳥だった。 そのあとデジスコを初めて、至近距離でとったどア…

稲田のハイタカ

いつもの郊外の稲田にハイタカがきているとの情報で出かけた。 ちょうど居合わせた仲間が見つけて教えてくれた。 そこらへんにいるというあたりを眺めていると、すぐに舞い上がり低く飛んで、また別の水路の縁に降りた。 近付いてプロキャプチャーで撮ったら…

ミヤコドリの帰還

昨年、一昨年と6羽が越冬した隣市の河口に、今日覗くと2羽のミヤコドリが砂州で休んでいた。 もう少しで潮が満ちてきて砂州が浸かるのを待っていると、他のシギチも退避を始めた。 やがてミヤコドリも飛び立って、防波堤の方へ飛び去った。 今季は何羽戻っ…

雨の日にオオルリを撮る阿呆、同じ阿呆なら・・・

オオルリは天気がよすぎてはブルーが台無しだ。 なら雨の日はどうだ。 幸い今のカメラもレンズも防水は万全だ。 レンズが濡れたり曇ったりしてはダメだろうが。 雨の日は暗いからやっぱりダメだ。 雨の雰囲気さえ出ればよし。

盆地のノビタキ♀

ノビタキを探し回ったが、ここでオスらしいオスにやっと巡り合った。 稲の中に隠れていて、時々顔を出す。 湯布院駅の方に 近づくと道路脇にメスが止まっていた。 なんに止まっても秋らしい雰囲気を出してくれる。 ノビタキ♀