2020-01-01から1年間の記事一覧
カワガラスが好きだ。 姿形ではなく、そのライフスタイルに感嘆している。 鳥のくせに生き方がなんともユニークだ。 何も川底の石をはぐって、川虫を獲って食わなくてもと思う。 清流の水中を泳ぐ姿がストイックだ。 競合者がいないのがいいんだろうか。 そ…
どこにだって鳥はいる。 心ここにあらざれば見れども見えないだけのことだ。 見えてもなにも思わなければ見えないのと同じ。 鳥を見て思うことはたくさんある。 鳥には世界がどんな風に見えているのか。 想像だにできないが、鳥の気持ちになって見ることは大…
かろうじて紅葉に間に合ったルリビタキ。 今季初撮りだがもう少し綺麗に撮れそうだから、これは予行演習ショットということにしておこう。
2羽のヤマセミがいたが、餌をゲットしたのは2回ともメスだった。 岩の上から飛び出して上に向かったのは2回ともオスだった。 別にオスの方が漁が下手と言っているわけではない。 枝止まりは上がメス、下がオスだった。 何も含むところはないが。
群すずめの群れもよく見かけるが、稲穂の中に隠れて、バラバラに動くのであまり食指が動かない。 アトリはその点、まとまって統一して行動するので、撮りやすいし全体としても、アップでも絵になると思う。 わたしのショットが絵になっているかどうかは別問…
あれほどアトリに会いたい、アトリに会いたいと騒いでいたのに、もう食傷している。 いや、たっぷりあちこちでサービスしてもらった。 ハヤブサに追われて、田んぼに降りては飛び立ち、降りては飛び立ちして、飛翔を撮るチャンスもたっぷりもらった。 おかげ…
わたしが若い頃別府湾にはぐるりと砂浜があった。 坂ノ市あたりも松原に海水浴場があってキス釣りに行ったこともある。 そのあと日本中の海岸線は埋め立てられたり、テトラポットに囲まれて、シギチの遊ぶ浜はほとんどなくなってしまった。 「浜千鳥」の歌を…
惜春という言葉は映画のタイトルで聞いたことがある。 惜秋という言葉は広辞林にも広辞苑にも載ってない。 紅葉のリフレクションを逃したわたしには今一番しっくりくる言葉なので、そういう意味の造語とする。 春は青春という意味合いだが、秋は人生の黄昏く…
県北の河口に今年も8羽のクロツラヘラサギがやってきていた。 昨冬は多い時で16羽もいた。 川底をヘラ嘴でかき混ぜながら、食えそうなものは素早く飲み込むので、何を獲っているのかなかなかわからないが、甲殻類だけでなく結構大きな魚も丸呑みしていた…
紅葉とのコラボはもう遅すぎたのか、いやオシドリが思うように動いてくれないからか、どっちつかずのショットにしかならなかった。 カワセミ公園でカワセミを待っていると反対側でオシドリが50羽ほど遊んでいた。 遠くから撮って、そっちに切り替えようと…
大層なタイトルの割になにもいってはいない。 ただ、どこにおいても似合う絵になるタゲリだといいたいだけ。 こんなに美しい鳥が身近にいることを、そんな季節のあることを人は知るべきだ。 彼らとそれぞれの領分を尊重すべきだ。
嘴の長いシギなどが好きなので、タシギもそれなりに好きだ。 いれば写すがいつも餌を漁っているか、沈思黙考しているばかりだ。 タゲリを見ていると1羽のタシギが目についた。 そのあと刈田のなかを見るといるわいるわ、10数羽が目に入った。 これもネタ…
タゲリを美しく撮るのは意外と難しい。 そのユニークな姿形で絵にはなるが、雨覆いの色合いは光の加減で全く異なる。 天気が良ければいいというものではない。 光が強すぎると乱反射して真っ黒になる。 暗すぎても同様だ。 中間光がいい。 天敵に見つかりに…
魚を食べたあと、ヤマセミは6回水浴びをした。 カニのあとはなぜかしなかったところをみると、魚の鱗や体液が付着してるのが嫌なのだろうか。 嘴は岩に擦り付けて磨いていた。 6回とも同じパターンなので最初の水浴びの分だけにしておく。
ドボンという水に飛び込む音が聞こえて、下の方から50メートル先の石の上に、魚をくわえてメスらしきヤマセミが止まって食事を始めた。 魚はかなり大きいが何かはよく分からない。 脂ビレが見えないようだからアユセミとはいかないかも。 食べ終わって木に止…
川べりの道を下っているとヤマセミが2羽追いかけっこしていた。 対岸の土手に1羽が止まって川を眺めていたが、近くのワイヤーに移ったあと下流に飛んだ。 橋の上に車を止めて鳴き声を聞いていると、ドボンという音がして石の上に魚をくわえて止まった。 例…
和田剛一さんのSINGという写真集にある、新緑の清流に浮かぶカワガラスの写真に魅せられ、いつかそのようなシーンに出会いたいと願っている。 もちろん紅葉の中だっていいわけだが、リフレクションにハマったところで、県南の渓流に出かけたら、ちょっと遠い…
チョウゲンボうも探しているときはなかなか巡り合わないけれど、一旦撮れるとなんだかそこら辺中にいる。 どんな鳥でも鳥見だとそんな傾向にある。 当たり前のことなのだ。 やってきて一段落したのと、いるポイントやいるタイミングを外さなくなったというだ…
タゲリの群れは猛禽類にとって格好な的に違いない。 その優雅さが仇となりそうだ。 何かに警戒しているなと思ったら、そこらへんから 5、60羽も飛び出して行った。 派手なようで案外目立たない鳥だ。 下から見上げると、白い部分だけで、また案外地味な鳥…
紅葉のリフレクションの中にカワセミをコラボさせるはずなのだが、紅葉狩りで賑わう湖畔ではとても姿を現さない。 人馴れしたカイツブリがえらくサービスしてくれる。 別に文句を言う筋合いではない。 似合うし。
坊主山に上がって待っていると、初冬の野鳥たちの様々な姿が覗ける。 別に覗いたからと言ってどうということもない。 見に来なければ見ることもない鳥たちがそこにいるだけだ。 しかし見ればそこに別の世界が開ける。 それは日常とはパラレルの非日常だ。 二…
カワセミのパフォーマンスショットに関しては未だ駆け出しだ。 水に出入りするシーンを撮れたことがない。 カメラのどの機能を使えばいいのかな。 プロキャプチャーはなんとかなりつつあるけど・・・
紅葉の中に入ってくれる鳥はいるが、なかなか写しづらい。 枝被りで陰になるし、ピンは取られて色もない。 でもせっかくだからとレンズを向けるが修正が厄介だ。 楓も赤いところは先っぽで、ジョビ子は奥に入ってしまうのが残念だ。
紅葉カワセミのアイデアをパクろうと半日待って見たが、いいところには止まりません。 カイツブリでもこれだけ絵になるなら、カワセミならどんだけ〜 時間ならたっぷりあるんで、待って見ようかな。 風よ吹かないで、雨よ降らないで、紅葉よ散らないで〜
今年も県北の苅り田にアトリの群れが飛来していた。 貸切りでアトリを相手にできたのはありがたかった。 ハヤブサのせいか頻りに飛び回ってくれた。 なんとか見られるものが撮れた頃には、日が西に傾きかけていた。 アトリ記念日とするか。
カシの木にカケスが2、3羽入ってドングリを集めていた。 何個かを喉に入れて、別の場所に運んでは戻ってくる。 近くで撮りたかったが、近づくと戻って来ない。 よく見かけるわりにシャッターチャンスのない鳥だ。
紅葉に〇〇、バーダーならカワセミでもシジュウカラでもなんでもいい。 でもなかなか気の利く鳥はいない。 仕方ないので同日とったのを並べるだけで。 頭の中で止まらせて。 用作公園 豊後大野で出会った鳥
県北にタゲリに会いに行ってきた。 田んぼの稲はまだ半分は残っている。 8月に稲刈りをしたところもあるのに。 干潟に1羽見つけて、今日は幸先がいいぞと毎年のポイントで目をこらすと、すぐに刈田の切り株の間に見つかった。 天気が良すぎると螺鈿色の羽根…
東北の初冬には20万羽ものアトリの群れが飛来することがあるという。 そんな群れを見れたら、群れフェチのわたしとしては本望であるが、それを塵と言われないように、1羽1羽をより美しく撮るのがわたしの最大の夢なのだ。
あなたの利き手はどっちですかと。 態度で示してくれるかもと思ったけれど、一定の傾向はないようだ。 どれが手かもはっきりしない。 当たり前だ。 そんなのんびりした晩秋の一日。