いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

さようならアオバズク

今年はアオバズクの巣立ちはここしか見られなかった。 営巣個所もいくつか減っていた。 4羽が出揃ったとの知らせでいって来た。 もう営巣木を離れて、暗い木立の中に移っていた。 縦に散らばって、全部を一緒にカメラに写し込めない。 逆光で表情もわからな…

イカルの旬

イカルの旬は冬のような気がするが、若とネムの花のコラボなら、紛れもなく夏こそ旬の2乗だろう。 ただ、あまり美しくないのは仕方ない。 木陰の空抜けの上、まだイカル自体の色合いが完成していないから、色合いが今ひとつ。 成鳥ならよかったが、そっちは…

巣立ってはみたけれど

今年も街中の街路樹でササゴイが巣立った。 横の居酒屋の屋根と巣のある街路樹との間で飛ぶトレーニングをしていた。 少しオーバーランした1羽が、向かいのビルのガラス窓に取り付いて戸惑っていた。 うまくまた舞い上がって戻っていった。 照明灯の支柱に…

さようならオホーツク

最終日、紋別の宿から網走に戻る途中、ワッカ原生花園に立ち寄り、ゆっくりとそこで半日を過ごした。 また、自転車を借りてサイクリングしたり、ネイチャーセンターでのんびりお茶を飲んだりと、名残を惜しんだ。 女満別空港に向かう途中の麦畑の先に見える…

 赤い花はいらない

花はいらない、絵もいらぬ、わたしゃも少し目が欲しい。 画鳥点睛を欠いてはだめ。 ノビタキはことさら。 ヒタキは目が命。 だけど、撮ったものは出す。 それが閑なバーダーの宿命。

オムサロ原生花園の赤い花 ベニマシコ

オムサロ原生花園で一番出がよかったのはベニマシコだ。 ハマナスの群生の向こうの葦原から出てきては花園を飛び交っていた。 での、ハマナスに止まることはあまりなかった。 若鳥が混じっていたから、子育てはもう一段落していたようだ。 なぜかこの鳥はシ…

シシウドのステージ オムサロ編

シシウドはセリ科の花で、虫には好みらしく、周りをたくさんの虫が飛び交っている。 ノゴマはシシウドに乗って、花の中にいる虫をかき集める。 小さなブヨみたいな虫だから、たくさん獲ってもどれほどにもならない気がするが、花から花へ飛び移っては、巣の…

アオスジアゲハの集団吸水

雨が上がった日の昼下がり、あちこちでアオスジアゲハの群れが地面に降りていた。 アオバトの潮飲みと同じなのだろうか。

オムサロ原生花園のノゴマ

原生花園は北へ行くほど、花も繁殖期も遅く なっって行く。 だから、ハマナスとのノゴマのコラボもだんだんチャンスが増えてはきたが、ノゴマは都合のいいところに目くらましに止まるだけなので、絵になるショットは数えるほどだ。 それでもハマナスが入ると…

オオジュリンこそ原生花園の鳥

どこの原生花園に行っても、オオジュリンだけはいつも顔を見せてくれた。 夏羽の黒頭はなぜか坊主頭のようで愛嬌がある。 ただポピュラーすぎるというだけで、不当に扱われている。 わたしにすると、なんだオオジュリンかノビタキかというのは、もったいない…

アオバトの季節

朝、7時から9時頃に、湾の岩礁にアオバトの群れが、次々に潮飲みに現れる。 天気のいい暑い日の方が多いような気がする。 アオバトを蒼く撮るのが結構難しい。

オホーツクの日の出

オホーツクの日の出時刻は一番早い時が3時39分だから、大分とは1時間25分も違う。 7月の初旬で3時45分ということだったから、朝飯前に十分鳥見ができる。 宿の朝食が7時からということで、食事してから出かけたのでは、時間が勿体無い。 紋別から10分そ…

チョウトンボで気分転換

似たようなショットばっかり続いては、飽きられるし、こっちも訳がわからなくなるので、また同じような箸置きショットでお茶を濁す。 なんの変哲も無いチョウトンボで芸はない。 飛翔に挑戦はしているけど、なかなか手に負えない。 できるようになるのか自信…

シシウドからシシウドへ

ある程度虫を咥えたら、ノゴマも 飛び立ったり、隣に移ったりするので、羽を広げたところを狙うことができるので、好都合な花ではある。 ノゴマは飛ばなくても、さえずっているところが一番いい。 どちらかといえば赤い喉が膨らんだところがいい。

アオバトによる別府観光案内

別府の町は、ぐるりと半円に囲んだ山並みの裾から、なだらかなスロープが別府湾の青に溶け込んでいる。 だから、周りのいろいろなところから、町を一望できる。 わたしは海側からの眺めが一番だと思う。 アオバトが潮飲みに来る頃の夏の青さがさらに好きだ。…

シブノツナイ原生花園の夕餉

ノゴマをただ撮るのは簡単だ。 シシウドの前で待っていればいい。 どのシシウドでもいい というわけではないが、やはり虫が寄り付きやすい時期がそれぞれにあるのだろう。 ブヨみたいな虫を嘴いっぱいに頬張っているのは、あまりかっこいいとは言えないが、…

シシウドの上のステージ

花の中で一番ノゴマが止まるというか訪れるのはこのシシウドだ。 九州のものとは違うエゾノシシウドらしいが、あまり花として扱われていなくて、パンフにも名前がない。 この花があるから、野鳥が生きていけると行っても過言ではない。 たくさんの虫が好むか…

ハマナスとのコラボアラカルト

シブノツナイでは日が傾いて来ると、いろいろな鳥が鳴き始め、シシウドで採餌したり、ヒナに餌を運んだりして、一挙に賑やかになった。 出会ったバーダーさんんがどなたもいうように、今年は珍鳥が少ないということだが、わたしはどんな鳥だってコラボさえし…

シブノツナイ原生花園でノゴマと密接

シブノツナイ原生花園の鳥はとにかく近い。 ダート際に咲いているシシウドに来る虫を、脇目も振らずに咥えていく。 ここではまだいろいろな鳥が子育て中のようだ。 そしてノゴマも、なんとかきれいなハマナスとコラボしてくれた。

シブノツナイ原生花園のノゴマとハマナス

サロマ湖からさらに北寄りにオホーツク海を進むと、シブノツナイ湖とコムケ湖の原生花園がある。 国道からその間の道をオホーツク海方向に進み、右に折れるとシブノツナイ原生花園のダートに入る。 狭い道だが原生花園に挟まれて、鳥の声を間近に聞くことが…

地上に降りて採餌するノゴマ

ノゴマが子育てするときの採餌パターンはおおよそ決まっている。 メスが姿を表すことは少ないいが、それは目立たないせいかもしれない。 そのコースにハマナスの花が咲いていれば、そこで待てばいい。 営巣場所とちょっと離れたところで、目立つところに止ま…

ワッカ原生花園のノビタキ

どこの原生花園にもオオジュリンとノビタキはいる。 夏羽のノビタキをこれだけ見たのは初めてだけど、やはりかわいいし絵にしたいと一応レンズを向けるが、天気が良すぎて目が出なかった。 若 メス

ワッカ原生花園のオオジュリン

ワッカではノゴマメインでハマナスとのコラボ狙いだったが、同じような場所で営巣するオオジュリンがいつもあたりにいてしっかりポーズをとってくれる。 だけど花とは絡まない。 地元なら夏羽なら大もてだろうに。 メス

ハマナスにいらっしゃい

週末ネイチャーセンターでガイドボランティアをしていた常呂高校の生物部の生徒さんに聞くと、野鳥はすぐに目につくわけではなく、草むらに潜っていて、密かに子育てをしているらしい。 まだノゴマもハマナスもシーズンだということだった。 餌運びするノゴ…

ノゴマと出会う ワッカ原生花園

オホーツク海沿岸部には32もの海跡湖がある。 その砂洲のほとんどが原生花園を形作り、野鳥の繁殖地にもなっている。 網走ー紋別のいくつかを順次北上し回って行った。 ワッカ原生花園は、サロマ湖の西から延びる砂洲の付け根の広大な草原で、夏鳥の飛来も…

網走のキバシリ

網走近郊の網走湖の呼人探鳥遊歩道でコアカゲラを探したが、湖畔の森を3時間あまり歩き回った末に巡り合ったのは、このキバシリだけだった。 森の外に出て、農道を歩いたら、これが行けど行けどもすぐ先に見える集落に辿り着かない。 熱中症に怯えながら、…

 オホーツクの舟歌

倍賞千恵子の「オホーツクの舟歌」はわたしの中の北海道のイメージの最大のピースだ。 そのせいかオホーツクへの拘りはあった。 寒いのが苦手で道東は物見遊山リストになかった。 バーダーになって、ノゴマのふるさとへの憧れが生まれた。 2日目、まだ会え…

紅い花ならハマナスの

羽田から1時間45分でもう女満別空港、そこから車で30分余りで小清水原生花園に着く。 折しも初夏を装うエゾキスゲ、エゾスカシユリ、ヒオウギアヤメなどが、今を盛りと咲き誇っていた。 ここではハマナスの艶やかな紅は峠を過ぎている感じで幾分気落ち…

オホーツクの原生花園にて

以前、キョウジョシギの繁殖地の北極圏の写真を見たことがある。 そこでは短い夏を謳歌するように、色とりどりな花々が咲き誇っていた。 そこまでは行けないけど、ノゴマの繁殖地の原生花園には一度行きたいと思っていた。 ツアーに参加しようと思ったが、コ…

鳥見は効率

質は問わない、数さえ合わせれば。 カラ類に出くわすのが一番効率がいい。 今のシーズンだと若鳥も多いから旬のものだ。 でも、なかなかいうことを聞いてくれない。 ちょっとフレンドリーな2ネタしかものにできない。 やっぱりコロナが悪い。