いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

キビタキのキは黄にして黄ではない

キビタキは美しい。
何が地の色というものでもなかろうが、白黒の無彩色に、だだ黄を配して絶妙である。
春の新緑の中にいても、秋の紅葉の中においてもしっくりとくる。
カジュアルのようでフォーマルでもある。
着こなし上手の英国紳士とでもいえばいいか。
レディーの方は・・・それなりに。
鳥見仲間が話していた。
「あの美しい黄は何年目じゃろうか」
「3年くらいかな」
「あんなのが滅多におらんちゅうことは、それまでの寿命ちゅうことじゃろうか」
「食われたりするんやろうな」
もっと生きられないこともないだろうが、それが自然の摂理なのだろう。
キビタキの黄がますます眩しい秋の朝。

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