いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

ホウロクシギの行方

ダイシャクシギもホウロクシギも、杓のような長い嘴のけったいな格好の鳥だが、わたしはこのシャクシギの仲間が愛嬌があって大好きだ。
この嘴で水の中や、泥の中のカニやシャコなどを器用に捕って食べる。
彼らが採餌できる場所というのは限られるから、その生息域がだんだん狭められてきたことは確かだろう。
日本ではこの広大な干潟のある有明海を、彼らのほとんどが経由していくしかないだろう。
渡りはいっしょにしているようだが、東南アジアではホウロクシギしかいないと、タイのネイチャーガイドのParさんがいっていた。
ダイシャクシギの方は中国の南岸までしか行かないようだ。
わたしが見るのは、彼らのほんの一時の姿でしかないのが悲しい。
満潮時にどこに姿を消すのかさえ知らないのも、残念でしかたがない。

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