夕方5時に観察小屋を出て、熊本回りで帰ると、北外輪山にさしかかる頃はもう暗闇の中だ。
灯り一つないミルクロードを走っていると、見えるのはアンダービームに照らされた路面だけだ。
ときどき右下はるかにカルデラの底の町灯りが浮かび上がる。
その朝のアカショウビンの姿がその灯のように眼前にちらついている。
本当に見たのか。幻覚ということだってありうる。
実際に見えたものはこのショットのようなものではないし。
暗い森の中の赤茶けた影に過ぎない。
だからこのショットのアカショウビンは多分わたしの幻覚にこそ近いものだ。
灯り一つないミルクロードを走っていると、見えるのはアンダービームに照らされた路面だけだ。
ときどき右下はるかにカルデラの底の町灯りが浮かび上がる。
その朝のアカショウビンの姿がその灯のように眼前にちらついている。
本当に見たのか。幻覚ということだってありうる。
実際に見えたものはこのショットのようなものではないし。
暗い森の中の赤茶けた影に過ぎない。
だからこのショットのアカショウビンは多分わたしの幻覚にこそ近いものだ。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/battorisassa/20190801/20190801005441.jpg)
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