いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

川の流れと鳥の身は

ヤマセミを十分こなして、H師より夏鳥も未だしだから堰にでも行ってネタを作るかいといわれて、一も二もなく承諾し、大分川の小野鶴の井堰へ移りました。

土手に上がるとすぐ近くのコンクリートブロックにペンギンがいました。
わたしの識別力はまあその程度です。

喜んでデジスコをセットするとあちこちにペンギンは止まっていて、恨めしそうに水かさの増した流れをながめていました。

ペンギンは飛べないので流れの中の岩場にはいけないはずで、どうもおかしいと思ったらそれは「オレだよオレ、ゴイサギ」という高貴な出のサギ仲間だということでした。

そいつは夜、盗みじゃなくて漁をする夜働きの鳥なので、真っ昼間からこんな場所に姿を晒すのは珍しいとのことでした。

これも撮り放題といえば撮り放題でしたが、餌を捕れる場所には立てないためアユをくわえたところは捉えられず、おあずけショットばかりです。

われこそは醍醐天皇より五位の位を賜りし・・
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「不景気ですな~」「地球温暖化のせいですな~」
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み~ず~は満ま~ん~流れは~は~や~い~
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どうせアユも上れまい
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どうせまだ稚アユだ
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早よ梅雨が明けんかなあ
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やっぱり帰って昼寝しとけばよかったかなあ
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「いまでは高貴なのはどちらかしらオホホ」「トホホ」
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