いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

やっぱりジョウビタキ

2ヶ月振りにジョウビタキを至近距離で撮った。
イメージ 1


初めて至適条件、至近距離で撮った画像と比べると全然上達していない。
むしろ解像度は下がっている。
イメージ 2


上の画像は朝の日陰の不安定な葦の茎に止まっているため細かく揺れているだろう。
下は固定した止まり木の上で朝日を浴びている好条件下にある。
どちらも最短撮影距離の望遠側で撮っている。

これまででデジスコのいくつかの撮影要件を学習した。
遠くなるほど解像度は落ちる。
 拡大率が上がれば粒子が粗くなるようなものか。
 ブレも距離に比例して増幅される。
 光量が減るためにシャッタースピードが二乗に比例して遅くなる。
暗くなるほど解像度は落ちる。
 シャッタースピードが遅くなるから。
 絞りを開けば被写界深度が浅くなりピントが合わせづらい。
焦点距離が長くなれば被写界深度は浅くなりボケやすい。
カメラの揺れと被写体の揺れが上の条件で増幅される。
被写体の前後に空隙がある方がピントが合いやすい。
空抜け、白飛びを避ける。
背景のボケ色を考慮する。

写真をやってる人には常識的なことだろうが、ひとまず基本的な知識だけは体得したと思う。
やはりデジスコでの野鳥撮影は至近距離で対象そのものの存在感を引き出すことに利があるような気がしている今日この頃だ。