いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

オオルリに会えた日

オオルリキビタキに何度も会いに行くが、振られっぱなしだった。

やっとオオルリの声に出会えたが、遥か彼方だ。

諦めかけたが、なんだか近くで声がする。

目を凝らすと割と近い松の枝で鳴いていた。

瑠璃色は自然界では案外目立たないものだ。

日が当たると一層黒にしか見えない。

困ったものだ。

いや、わたしの目のことだが。