九重の水田公園はわたしが鳥見を始めるきっかけとなったところだ。
ゴールデンウィークの頃、シーズンインした水田公園のニュースが流れて、そこで孵ったバンの雛の姿が映し出された。
水草には興味なかったが、まっくろくろすけのような雛の愛らしさに、いっぺんで虜になった。
コンデジを持ってバンを撮りに、度々仕事の合間を縫って出かけた。
それがデジスコになり、一眼になり、超望遠レンズにとエスカレートしていき、対象も全ての野鳥へと広がって言った。
鳥見のフィールドは移ってしまい、バンの姿も見なくはなったが、カワセミや昆虫とのコラボショットには下界の鳥の閑散期には、避暑も兼ねて格好な舞台なのだ。