いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

いきあたりばっ鳥

ミヤホが来ないと冬が始まらない

山道を走ると飛び立つ群れは大抵ミヤマホオジロなんだが、今季はとても少ない。 ベニマシコやカヤクグリを探す手がかりがないのでそちらもまだ出会ってない。 湖畔の水場で初めて出会ったのでシャッターを切りまくったが逆光とコントラストがつきすぎるのと…

霜柱とアトリ

我が家は寒い。 わたしが死ぬとしたらヒートショックか低体温症に決まっている。 大体我が家は街中より5度気温が低い。 高台にあるのと山からの冷気が降りてきて襲うからである。 さらに上った湖畔のキャンプ場はさらに5度低い。 霜柱が立っている。 湖畔の…

干拓地のタシギ

タシギは渡りの時期にはよく目にするが、越冬中のものはあまりお目にかかれない。 探さないと見つからない訳ではあるが。 ハイイロチュウヒがやってくる田んぼを眺めているとタゲリとダブってタシギの姿が目に入った。 最近は撮った記憶がない。 なんとなく…

トモエガモとオシドリのコラボ

トモエガモは大群で押し寄せるらしい。 今年は群れの目撃談が多い。 何年か前6千羽の群れを見たが、まあ塵だ。 やはり近くでじっくり眺めるのがいい。 オシドリに見劣りしないシックさがいい。

絵になるオシドリ

今冬はオシドリの飛来が少なくて探すのに苦労した。 暖かくて南に降って来なかったということだろうか。 わたしのお気に入りの清流には一羽もいなかった。 県北の小さな川の堰でやっと出会えた。 割と近くに寄ってきたことだけが救いだった。

ヤドリギはまだか

ヤドリギはチェックしたがまだ熟れてないのか、食べにきている気配がない。 水場の近くの榎の実を啄んでいた。 萎びて乾いた実では食い出がなかろう。 ビタミン補給のようなものか。 種でも腹持ちするのかな。

ヒレンジャクの水飲み

ヒレンジャクは餌を食べると水場に降りる。 ヤドリギは粘液が多いから、水が必要かなと思うがエノキの実のような乾いて萎びたものでも、なんでかよく飲む。 急いで消化しなければならない何か訳があるのかしら。

今年は多分ヒレンジャクの当たり年

ヒレンジャクは気まぐれらしい。 大挙して飛来する年と全く見ない年の差が極端だ。 餌の木の実も必ずしもヤドリギばかりではない。 クロガネモチだったりネズミマクラだったりもする。 正月明けに南阿蘇に行くと早速出会えた。 一眼で見れたのは30羽ほど、…

干拓地のハイイロチュウヒ♀

タゲリやタヒバリが一斉に飛び出すと、やはりハイイロチュウヒだ。 腰の白班でそれとわかるが、本当は灰色で分かりたい。 そのためには早朝か夕暮れかに来なければダメなのだが、老体にはちょっときつい。

コミミが会いに来る

明るいうちに現れはしたが、一渡り飛び回った後は杭や岩の上に止まったまま日没までじっとしてた。 翳ると急に寒くなり待っているのが辛い。 SSも次第に下げていかざるを得ず、シャープなショットは得られない。 近くを飛んでくれるが、結構なスピードでなか…

コミミに会いに行く

2日は暖かい晴天だった。 地震に遭ったみなさんには申し訳なかったが、ラインに入った情報から、いてもたってもいられずコミミに会いに娘に車を出してもらって、隣県の牧場に出かけた。 もう10年以上も前に初めてコミミに出会った場所だ。 日が暮れてからと…

年越しシロチドリ

県北で越冬中のハマシギの群れにシロチドリが混じっていた。 留鳥なのだ。 今年はカモ類も少なくて、冬の鳥見は四苦八苦だ。 少子化なんぞではなければいいんだが。 どのみち人間のせいではある。

Bird Come Back To Me

鳥がだんだん疎遠になる。 鳥見に出かけることが次第に不自由になる。 鳥自体の出現率も低下している。 鳥の事情とバーダーの事情の相乗作用。 なら行き当たりばったり自体を楽しむことでいい。 鳥見の楽しみ方に定番はない。

野鳥と向き合う

コロナ禍でリタイア後の鳥見計画のほとんどが頓挫した。 しかし予定通りに行かないのが鳥見だし、めげたってしょうがない。 思い通りに行かないことを嘆く暇はない。 目標があれば生きがいになるし、身を整える機縁になる。 幾つになっても憧れはブラッシュ…

カワセミはカワセミ

カワセミの卒業はダイブして魚を咥えて飛び出してきたシーンだと思っているが、いまだにそれをゲットできる気がしない。 カワセミを見かけるシーンも少なくなったし、シャッターシーンはほとんどない。 また今年も留年せざるを得ないなあ。

カワセミで終わりカワセミで始まる

コロナ禍のこの4年間、なんとか切り抜けて来れたのも鳥見のおかげだ。 家の中で逼塞していたら、気分も滅入って鬱になっていたはずだ。 鳥見様々だ。 個人的には遠征や仲間同士の行動に随分制約されはしたが、鳥見の楽しさはそこそこ享受した。 でもまたどん…

年末カワセミ

新型コロナは曲者だ。 2類の頃にかかったりしてたら持病持ちの年寄りではひとたまりもなかったことだろう。 なんとか免れようと、人嫌いにもなって、せっせとワクチンも打った。 無事にすり抜けたと思ったら、終息間際になってもらってしまった。 5類まで…

チョウゲンボウとコロナの関係

一昨日は何もする気になれなかった。 一応外に出て走りはしたけれど、何も見つからなかった。 頭と喉が痛い。 鼻水がたらたら出た。 筋肉痛と脱力感を久しぶりに味わった。 階段を上り降りするとふらつく。 食欲もない。 咳が出るがいつものこと。 ワクチン…

年々歳々鳥相似たり 年々歳々腕亦似たり

タゲリを上げることに何の問題はない。 タゲリといっても今日のタゲリは昨日のタゲリではない。 タゲリは時々刻々変化している。 本当のところは誰にもわからない。 毎日新しく生まれ変わっている。 今日のお前は一段と綺麗だよ。 まるでかみさんのように・…

ビフォーアフターで十分なエナガ

水場にやってきて水浴びする前後のショットが勿体無いので拾い上げた。 いやーエナガってほんとに可愛いもんですね。

イカルチドリの思い出

鳥見を始めた頃知り合った仲間と集まるのはもっぱら近くの川辺だった。 撮ったシギチをブログに上げると、すぐにそれは違うとクレームがついた。 イソシギもクサシギもイカルチドリもさっぱり見分けがつかなかった。 しぎちの識別は難しいからなあと慰められ…

宵越しのネタは持たない

そうはいってもない袖は振れないわけで、実はからっけつなのだ。 となると、重箱の隅の落ち穂拾いということになる。 なんとか糊口を凌いでみたが、明日の食い扶持はあるのかしらん。 飢饉の辛さが身に沁みる年の瀬であった。

コブハクチョウの水芸

コブハクチョウなんか意地でも撮るもんかと思っていたけど、アトリもルリビタキも出てこないので仕方なく眺めていると、喧嘩を始めて水の上を走り回っていたので、反射的にシャッターを押した。 いじめのパフォーマンスしか見せんのかと気分は乗らなかったけ…

曇りときどきタゲリ

県北に出かけてまたタゲリを撮ってきた。 タゲリについて書くことはもうあまりないが、現像しながら見ていると今回はタゲリの表情がなんとなく可愛らしいと思えてきた。 日によって見え方が異なるのは、こちらの気分によるというより、光の加減なんだろう。 …

キレイなはずをキレイでなく写す

構造色のホシムクをよりキレイに写すにはふさわしくない日だった。 雨の予報にホシムクを狙いに行くのがバーダーとしては❌。 甘んじて追試を受けよう。 それまで柿の実あるかしらん。

タゲリ〜構造色〜ホシムクドリ

タゲリを追っていたら似たような色の鳥の群れが、大分小さいからホシムクドリだとピンときた。 構造色つながりなんてあるのかな。 セキレイやタヒバリの群れも入っていたから、たまたま食性の同じものが集まったのかもしれない。 遠過ぎてあまりその輝きはわ…

構造色のタゲリ

タゲリの地の色は無彩色なんだぜなどとひけらかすつもりはない。 人間だって化粧したり、おしゃれしたり、減量したりしてよっぽど見栄えを気にしている。 いってみれば誰も他人の素顔を見ることはできない。 いわんや鳥においてをや。 まず近くで見ることは…

ルリ子の水浴び

ルリビタキの水浴びは上品だ。 メジロのように全身をバタバタさせて水飛沫を飛び散らすのではなくて、尾羽で水を背中にかけるくらいだ。 わたしが見ているせいだろうか。 オスは見れなかったけれど、見てみたい。 それにしても寒くはないのかね。

エナガの濡れ場

濡れ場といったって戯れあってるのか競ってるのかあるいは歪みあってるのかよくわからない。 鳥見は要するに主観的な盗撮行為なのだ。

水場の鳥 キクイタダキ

鳥は小さいほど可愛い。 ワンポイントのカラーマークがなんともチャーミングだ。 識別に迷うことがない。 なかなか見つけるのが難儀だ。 この水場で出会うまで何年かかったか。 今季は大盤振る舞いで、出ると聞いて出かけてすぐに出会えた。