いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

いきあたりばっ鳥

春泥

タゲリは何を愁うのか。 温暖化とか環境問題とか少子化とか・・ いんやもともとこういう顔なんだわ。 帰ろかな〜帰るのよそうかな〜 よしてくれ〜

面白くもなんともない話

世の中には鳥が飛ぶのが面白いという人種と別になんとも思わない人種の不均衡な分布がある。 面白いと思うやつは少数派だ。 飛び出すのを待っているとそれを見て何をやってるのかと訝しむ人はいるが、鳥です、ふ〜ん。 ときめかない人。 概してそういう人は…

キジに光を

キジのオスは1年中綺麗なようだ。 でもそろそろ繁殖期に入るのかな。 まだホロ打ちはやらないようだ。 ただの通りすがりだったのかな。

名残のチョウゲンボウ

今年は冬鳥が少なかったけれど、チョウゲンボウにはお世話になった。 それもメスばかり。 ホバリングのショットは山ほど撮ったけど、使い物にならなかった。 狩もミスばかりで絵にならない。 それでもいい奴だ。 おいらは好きだよ。

越冬中のタシギみ〜っけ

こういう水を張った刈田には何かいる。 全体を見ながら、何か動くものはないかと待っていると水面に何かの影が映る。 そこら辺を丹念に見ていくと長い嘴が見えた。 目が慣れてくると3羽のタシギの親子かな、多分。 じっとしてなんのパフォーマンスもないけ…

ヒレンジャクは偏食はしない

なぜ鳥を撮るのか、鳥がそこにいるからだ。 マロリーか。 でもやはりそうとしか言いようがない。 できればきれいに撮ってやりたい。 鳥はルッキズムなどと言わんだろうし。 どんな鳥もそれなりに美しい。 より美しく撮る、そしてレタッチでそれなりに美しく…

ヤドリギとヒレンジャク

ヤドリギは樹木にとってもその所有者にとっても傍迷惑な植物だろうが、ヒレンジャクにとってはルート上に生えてくれる、いわば自給自足の食糧だ。 バーダーにとってもヒレンジャクを探すのに格好な目安になる。 ヤドリギの実は非常に粘性がありその種の排出…

気まぐれな旬

今年は渡りの始まる時期が早いらしい。 ルートも大幅に変わった気配もある。 ヒレンジャクは隣県では1か月早かった。 地元は10日ばかり早かった。 彼らは決まった場所で越冬するというより、餌場を転々としているようでもある。 逸れずに来て来れただけで…

やって来た来たヒレンジャク

隣県よりほぼ4週間遅れでいつもの山中の神社のヤドリギにやってきた。 まだ見える場所の実は啄まないし、神社の手水鉢も使わない。 そのうち実が減って来れば、振る舞いも変わってくるだろう。 来てくれないと同じネタの使い回しで窮地にハマるところだった…

カモメばらんばらん

余生とは余白に描いた落書きのようなものだ。 写真とは落書きの一種だと思えば合点がいく。 あまり突き詰めて考えない方がいい。 今更大義名分は必要ない。 落書きは非常識な行為だろう。 雪の鳥見は羽目を外すバーダーの落書き帳だな。

シギチもバーダーも越冬は辛い

越冬地にだって、雪も降るし氷も張る。 シギチも辛いだろうが、バーダーも辛い。 でも群れと見ればシャッターを押さざるを得ない。 飛んでるものも押さざるを得ない。 好きなものは好き。 バカを承知でバーダーは行く。

雪ときどきカモ

ツクシガモには雪がよく似合う。 というか、雪とのコラボはなんでも合う。 だから、雪と聞いて早速県北に車を走らせた。 でも積もるほどではない。 雪で喜ぶのも不謹慎だ。 で、雪、ときどきカモと洒落てはみたんだが・・・

DIYのカワガラス自邸

鳥はすごい。 飛べるだけでもすごいのに、家まで自力で作ってしまう。 下手なぐうたらバーダーよりよほど勤勉で器用だ。 素晴らしいセンスだ。 惚れ惚れするほど美しい。 簡潔でエコで素敵なフォルムでシックだ。 元気な子を育ててな。

水たまりの水場

鳥たちの水飲み場、水浴び場は必須のものだけど必ずしも固定していない。 一番安全で浅めの水場を臨機応変で選んでいる。 それを探し出すというか行き当たるプロセスが鳥見の楽しみの一つになった。 それが案外絵になると思い込んでるのだがどうだか自信はな…

エナガでえ〜がな

別にシマエナガでなくてもいい。 寒さが苦手のロートルにはエナガで十分。 それにしても雪の中のシマエナが悔しい。 コロナ禍さえなかったら・・・

行き当たりさっぱり

鳥見はプロセスだと思う。 だから別に結果がどう出ても落ち込むことはない。 大まかな目的地を定めてただ走り回っても、途中の景色や道の駅の商品、すれ違う車のナンバーにも季節の移ろいが感じられる。 そして路傍から飛び立った鳥の影や遠くを飛ぶ鳥の姿に…

黄金風呂なんていやだ

黄金風呂なんて死んでもいやだ。 凍え死ぬから。 鳥の行水は涼むためではないんだな。 清潔が必須なんだな。 見栄えじゃなくて、病気の予防か。 真似できんから、2周目のブラッシュアップはやはり哺乳類かな。

鳥に変わりがあるじゃなし

鳥見の楽しみは何かと聞かれてもよくわからない。 わかってもらう必要もない。 ストーカーの楽しみと同じかもしれない。 犯罪とか変質者ではないと思うが。 鳥の秘めたる姿をこっそり撮るわけだけど、それがどうしたと言われても・・・ ところでこの中にちょ…

ハチジュウカラの人生

年取ってからの生き方の指針が山ほど出ている。 その大半が和田某というのが噴飯物だ。 1冊でわかるようでなければ・・・ 人の事情はそれぞれで、生き方が十把一絡げというわけには行くわけがない。 今までになかった少子高齢化で誰も戸惑っているのだろう。…

羽はメジロの濡羽色

湯浴み姿のいいのはメジロだ。 とにかく水を派手の撒き散らす。 一緒にやってる鳥は迷惑顔というか呆れて見ている。 水滴が絵になる。 光が当たると虹色に輝く。 上がった後の姿もシュッとしている。

水場のヒガラ

ヒガラは亜高山帯に棲む留鳥らしいが、市街地からほんの10数分の場所で見られるのは幸せなことだ。 一気に標高が上がるということや、勝手は人里離れた場所ではあったのだろうから、それだけ植生など自然が残っているのかもしれない。 ゴジュウカラやカケ…

遠距離バーダーの孤独

3回目の認知機能検査と高齢者講習を受けてきた。 免許証を返上すべきだというものもいるが、バーダーにとって車は必需品だ。 特に今季は冬鳥の飛来が少なく、県境近くでの探鳥が多い。 足腰の負担を少なくするために、車の中からの撮影も多い。 なぜか鳥は…

河口のミサゴ

ミサゴは絵になる。 精悍な容姿と迫力ある漁、でもそれだけではすぐにマンネリになる。 大体ヘタレというイメージがあるから、なかなか食指が動かない。 カラスやトンビに油揚を攫われる。 それでもここの河口の青い空や水面や竜舌蘭をバックにすれば、たま…

我と来て遊べや人気のないヒドリ

ヒドリガモにはあまり期待していなかった。 名前からして緋鳥鴨だから。 鳥か鴨か一つでいいだろ。 緋と言ったって頭が茶なだけだ。 水に映った枯れ草の色だな。 でも合わせるといい感じだった。

冬の河口 AT RANDOM

クロツラヘラサギの飛翔狙いで天気の良い日を見計らって出かけるのだが、潮の加減がどうも良くない。 動かないのだ。 ちょっと目を離した隙にミサゴに驚いて移動してたりはする。 運が悪いというか・・・ でも、他のグループだってそれなりに絵になっている…

はやりの歌などなくていい

カモメは儚い恋の代名詞だ。 浮寝鳥〜浮気者という連想だろうか。 カモメを浮世の見届け役に見立てた歌もあるにはある。 演歌のカモメは港の行きずりの恋の暗喩だ。 舟唄のカモメはどうだったろう。 酔い潰される役だったか。 それにしてもわたしの好きな歌…

漁港のハジロカイツブリ

ハジロカイツブリは地味な鳥だ。 冬鳥だから夏羽の派手な彩りを見ることはない。 でもわたしは好きだ。 冷たい海に潜りながら、少しだけ春の兆しを漂わすからだろう。 一旦潜るとどこに浮かび上がるかわからない。 それを当てるのも暇なバーダーの慰みなのだ…

寂しくなったら空を見る

年をとるとあまり上は見ないことだ。 足下を見ないとすぐによろめく、けつまづく、転ぶ。 考えてみると、鳥見でもだんだん地面の鳥に移ってきたなあ。 高い猛禽は難しい。 突然現れて、嵐のように去って行く。 気がつかないし、レンズを向ける余裕はない。 …

眼前のエナガ

眼下のアトリ、眼前のエナガというだけでついでの産物だ。 でもこれがシマエナガだったらと思わないこともなかった。 そんな寒いところに行けるかい。 ここより何度低いのかい。

寒冷不感症

鳥の温度センサーはどうなっているのだろう。 確かにダウンは防寒効果はあるだろうが、水浴びすれば冷えるだろうし、冷たい水も体に悪かろう。 人の感覚と鳥の感覚は違うのだろうが、こんなところを震えながら撮っているバーダーの気が知れない。