いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

セイタカシギに会った日は

もう、これまでにセイタカシギには数えきれないくらい会った。
もっとも、それはほとんどが、越冬地の東南アジアでのことだけど。
でもいくら会っても、地元で会えるとことさらうれしい。
初対面のときの感動が蘇って来る。
そのこの世のものとは思えない、華奢でエレガントで、脆いガラス細工のような姿には参ってしまう。
だから、初恋の人に出会ったように、いつも胸がときめくのだ。

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