いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

限りなく無垢なコクガン

バーダーは鳥のありのままを見ているわけではない。
ファインダーを通してだったり、双眼鏡を用いてだったり、はるかかなただったり、暗かったりして、得られた画像は調整されたものだったりする。
だから、頭の中にあるイメージは、ある意味作られたものである。
少なくともサイズではそうだ。
色々な鳥を実際に間近で目にした時、そのあまりにも小さなことに驚く。
わたしにとってはそうだった。
コクガンもカモより大きいと思っていたが、先日砂浜で出会ったコクガンが、なぜかどんどん近づいて来て、手で触れられるところまで来た時は、あまりの小ささに感動さえ覚えた。
このような人間社会の只中で、越冬することの危険はないのか。
いや、少なくともコクガンは人誑しだった。

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