いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

被写体は人を選ぶ

鳥見なら、”鳥はバーダーを選ぶ” ということになる。
シャッターチャンスは、人が捉えるように見えて、実は被写体の方が開陳する。
鳥が人を見るのは、カササギが老人やこどもは怖がらないとか、サギやケリなどが農作業する人や散歩者には気を許すことなどからわかる。
鳥は、気を許すバーダーを選ぶ。
バーダーは、シャッターチャンスを鳥にもらう。
せいぜい、鳥に選ばれるよう化けなければ、いや、努めねばならない。
飛んでるアオバトは、わたしを選んでくれなかった。

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