いきあたりばっ撮り

カメラを抱いた渡り鳥

ハイドの鳥2 転身

ケンクラチャン国立公園は、マレー半島の付け根、ミャンマーとの国境の熱帯雨林の山岳地帯で、その麓の丘陵地帯は、急速に開墾されて、果樹やゴム林やキャッサバなどの農耕地に変じつつある。
その中に残った雨林の中に、いくつかのハイドがあって、手軽に野生生物ことに野鳥を目前で楽しめる。
そのハイドの所有者らは、つい10数年ほど前までは野生生物の密猟者で、水場を作っておびき寄せた生物を食料にしたり、商っていたという。
それを憂えたや内外の野鳥愛好者、研究者などが、ハイドにして安定した収入を確保できるように指導したのだ。
ハイドはwater holeというように小さな水場を獣道の途中に作り、数メートルのところに、私たちが基地とよぶものと同様、遮光ネットで囲んだ観察場所を確保したものだ。
手の届くところに、様々な野鳥や哺乳類、ときには爬虫類もやってくる。
水やフルーツを毎日、オーナーが運んで補給する。
1日一人600円程度だが、現金収入の少ないタイの地方では、結構な身入りのようだ。

5.5 Lung Sinn Water hole
アカハラシキチョウ(White-Rumped Shama)
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ムナオビオウギヒタキ(Pied Fantail)
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